「ラップとはパーカッションの心地いいビートに言葉を太鼓のように乗せていくもの。言い換えれば、落語が音楽に乗っかっている感じかな」と言うのは、“強さと伝導力がある”とラップファンの心をとらえるF.U.T.O.さん。10代のころはブレイクダンスに夢中で、日曜には氷川丸の前で踊っていたとか。それがヒップホップ発祥の地ニューヨークへ渡ったのをきっかけにラッパーへと転身。「向こうでライブに通ううち、何かを表現しようとしたときに一番強い力を持つのが言葉だと痛感。ブルースやR&B以外の新しいものをラップの中に感じ、それを自分らしく表現していこうと思った」。そんなF.U.T.O.さんが歌うラップはフロー(言い回し)がとても美しいのが特徴。懐の深いリズムに乗って、切れのいい言葉が一つひとつ心に残ります。今回リリースされた横浜ベイスターズ応援歌「シューティングスター」も“聴かせるラップ”が全開。横山剣さんとのジョイントによって、新たな音楽世界を生み出しています。
「ベイスターズファンかって? そりゃもちろん、半端じゃないですよ。地元の球団に、地元の応援歌を捧げるのが長年の夢でしたから、実現して本当にうれしい。応援団とアーティスト、ファンが一丸となって盛り上げたいですね」
|