とことん横浜中華街
街のスペシャリスト・コンシェルジュに聞いた
横浜中華街の“歩き方”

 横浜に住んでいると、県外から来た友人・知人を連れて、横浜中華街に遊びに行く機会も多いですよね。そんなとき、どこから案内していいか、迷ったことはありませんか? そこで、今回は通りの歩き方を紹介します。これで、ガイドは私におまかせ!?





関帝廟(びょう)と媽祖(まそ)廟はマスト!
建物や牌楼(ぱいろう)を目印に
横浜中華街でお気に入りの景観は、「夜の媽祖廟」という、鈴木精治さん

 横浜中華街は、500m四方を「牌楼」と呼ばれる門で囲まれた街。門の種類で東西南北が分かる仕組みです。
 「とはいえ、慣れない人には、全部一緒に見えちゃうかな」と笑うのは、横浜中華街コンシェルジュの資格を持つ鈴木精治さん。オススメの散策ルートを尋ねると…。
 「延平門から入ったら、まず中華街大通りを通って、街の活気を味わってください。そして、南門シルクロードを歩き、天長門を過ぎると媽祖廟が見えてきます。山下町公園で一休みした後、関帝廟へ。2つの廟は、ぜひ見てもらいたいですね。まだまだ存在を知らない人も多いので。位置を確認するのにも、こういった大きな建物を目安にするといいですよ」

記念碑やモニュメントにも
目を向けよう

 開港に伴い、横浜中華街が、日本におけるさまざまな西洋文化発祥の地になったことは、広く知られています。実は、街の中にはこうした記念碑が残されているのだそう。
 「新聞誕生の碑や、下水道の記念碑、西洋歯科医学発祥の碑などがあります。気付く人は、きっと1日に1人か2人しかいないでしょう。でも、こうした文化的なものにも目をとめてほしいと思います」(鈴木さん)。
 食だけが、横浜中華街の魅力ではないということを再認識させられますね。そして、ほかにも、達人ならではの着眼点が。
 「地面を気をつけて見てみると、四神を彫りこんだタイルがあるんですよ。四神とは、中国の霊獣である、青竜(せいりゅう)・朱雀(すざく)・白虎(びゃっこ)・玄武(げんぶ)のこと。同じく、四神が飾られた車両止めもありますから、探してみると楽しいですよ」
 上のマップを参考に、ぜひ本物を確認してみてくださいね!




人力車でいつもと違う体験を!


 普段と少し違う体験をしてみたいという人は、人力車がオススメ。鈴木さんをはじめ、中華街コンシェルジュの資格を持つスタッフがガイドをつとめてくれます。料金は1人10分1000円(2人乗りの場合)。その他、詳細は気軽に問い合わせを。

 2人乗りの人力車。乗り心地はバツグンなので、記念日やデートにも使えそう! 日差しよけを下ろしてもらえば、日焼けや周りの視線も気になりません
http://www.yokohama-jinrikisha.com/

営業時間 午後2時〜10時、予約も受け付けます
TEL 045(622)8146(横濱おもてなし家)

イチオシ中華街ショップ!

散歩ついでにちょっと寄るなら、こんなお店はいかが?

悟空茶荘

 100種類以上の中国茶や茶器を扱う中国茶専門店。2階にある喫茶では、常時約40種類の中国茶やデザートが味わえます。自由に読める本や雑誌も置いてあるので、のんびりお茶するのにピッタリ。
 毎週水曜には、サロン・ド・ライブも開催中。出演者などは、ホームページを参照して。

営業時間 午前10時30分〜午後9時(喫茶室は午前11時〜午後8時30分。ただし、金・土・日曜は午後9時まで)、第3火曜定休
住所 横浜市中区山下町130
TEL 045(681)7776
URL http://www.goku-teahouse.com

ふわふわムースの泡泡杏子(ふわぁんず・420円)や、敦煌パフェ(写真・525円)が人気
ROUROU(ロウロウ)

 元モデルの早園真己さんがデザイナーをつとめる、中華街発ブランド。アジアのとある架空の国“朧朧国(ろうろうこく)”をイメージして作られたという服は、いずれも優雅で上品。アジア女性の魅力を引き出してくれます。2階にある、「姫のお部屋(試着室)」も必見です。

営業時間 午前11時〜午後9時、無休
住所 横浜市中区山下町130
TEL 045(650)5466
URL http://www.rourou.com

香港路に面する店舗。アットホームな雰囲気です
情報掲載日:2009.7/1