
“とことん!横浜中華街”、今回は「中国野菜」にせまります。一言で中国野菜といっても、普段私たちが口にしているのはほんの一部。聞いたことのない名前の野菜もたくさんあるのです。そこで、大正時代から横浜中華街に店を構える「池川商店」の3代目・池川忠秀さんに、めずらしい野菜を紹介していただきました。
市場にあまり出回らない、めずらしい中国野菜がそろう老舗青果店「池川商店」。店主の池川さんいわく、昔よりも仕入れられる中国野菜の種類はだいぶ増えたそう。理由は、種を輸入して日本で栽培するようになったため、傷みの早いものでも鮮度の良いまま店に並べられるようになったからだそうです。
「夏の風物詩といえば夕顔。煮物やスープにするとおいしいよ。空芯菜や揚菜、油菜芯(ユーサイシン)、紅ひゆ菜などの葉ものはサッと炒めて塩だけで味付けしたシンプルな調理法がオススメ。火を通すと、量が食べられるしね」( 池川さん)。
中国には野菜を生で食べたり、おひたしにしたりする習慣がないんだとか。「でも、日本人は青梗菜( チンゲンサイ)
をゆでて食べたりするよね」と池川さん。こんなふうに、中国野菜を和風にアレンジして料理するのも楽しそう!
では、池川さんの元には一体どんなお客さんが集まるのでしょうか?
「観光客はもちろん、中華街で働く人たちやここに住む人たちが常連さんだよ。お店で使うためじゃなく、まかない料理など、自分たちが食べるために野菜を買ってくれるんだ。塩味だけの野菜炒めのようなシンプルな料理は、店ではなかなか食べられないけれど、これこそ家庭の味、ホッとする味なんだよね」
横浜中華街で働く人々の元気の源を「池川商店」が支えているのですね。
最後にごま油を少々加えると、香ばしく仕上がります編集部Wが、さっそく空芯菜の炒め物にチャレンジ。コツは、強火で手早く炒めることと、トリガラスープの素を入れること。コクが出ておいしく仕上がります。
■作り方
(1)フライパンに油とみじん切りにしたニンニクをいれ、香りが出るまで炒める。
(2)5cmほどに切った空芯菜を茎の部分から手早く炒める。
(3)トリガラスープの素と塩・コショウで味を調えたら出来上がり。
中国野菜&調味料ならココ!
家庭で本格中華にチャレンジするなら、ぜひチェックしておきたいお店です 池川商店
源豊行
|
||||
|
当ホームページ記載の記事、写真、イラスト等の無断掲載を禁じます。
copyright © 1996-2008 SANKEILIVING SHIMBUN,inc.