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海外生活をしている人たちがその国を紹介
ロサンゼルス[アメリカ]
ハートフルな心遣い
日本人とアメリカ人の結婚式(シティ特派員/近藤美伸)
新郎新婦のティム&和佳子。幸せいっぱいの笑顔
新郎新婦のティム&和佳子。幸せいっぱいの笑顔
アメリカの結婚式では、ウエディング ケーキもしっかり食べます。「私の分も残しておいてね!」
アメリカの結婚式では、ウエディング ケーキもしっかり食べます。「私の分も残しておいてね!」
おお、披露宴会場にバスケットゴール。 このポップさがとってもアメリカン
おお、披露宴会場にバスケットゴール。 このポップさがとってもアメリカン

 アメリカ人の友人夫妻から、「友人のティムが日本人の女性と結婚するので、君も結婚式に来ないか?」というお誘いをもらった。「え? 知らない人の結婚式に出席してもいいの?」と言いながらも、ちゃっかりお誘いにのる私。

 教会に着くと、礼拝堂の中から歌声が聞こえてきた。日本人の花嫁のために、祝福の歌を日本語に訳し、列席者が練習していたのだ。新郎に続いて、花嫁の入場。白いウエディングドレスに、ワインレッドのブーケが映える。賛美歌、聖書朗読、結婚の誓約、指輪交換、祈り、そしてキス。日本人招待客には、二人の出会いや恋の経緯を日本語で書いたプリントが配られた。なんともハートフルな心遣いだ。

 挙式の後は、中庭を通って披露宴会場へ。中に入ってびっくり。バスケットゴールがある。なんと体育館を披露宴会場にしてしまったのだ。しかし、白いテーブルクロスとワインレッドの装花でなかなかポップな仕上がりだ。食事はビュッフェスタイル。チーズやハム、チキンサラダとアメリカンな料理が並ぶ中に、やっぱりスシも忘れないところがにくい。招待客のあいさつが続き、最後には新郎新婦についてのクイズがあった。「プロポーズの場所は?」など、4つの選択肢の中から、招待客が正解を選ぶ。一番正解の多かった人には賞品が出た。披露宴は夕方近くまで続いた。

 結婚式も終わり、私は日常生活へ。ある日、ティム&和佳子からのサンキューカードが届いた。二人の写真と手書きのメッセージが添えてある。100人以上の招待客全員に、手書きでカードを書くのは大変だったろう。アメリカでは結婚式後、招待客へのお礼に必ず手書きのカードを送る。丁寧に書かれた文字には、二人の気持ちがこめられていた。

シティ特派員プロフィル】
近藤美伸(こんどう みのぶ)/国際線客室乗務員として、世界を駆け巡る。フランスに恋をして、2年間のパリ留学。2005年に転職。南こうせつ、和田勉らが参加したエッセー集「101本の緑の物語」にショートエッセーを執筆。ロサンゼルス在住。地元の情報誌にニュースダイジェストを寄稿している。

[情報掲載日:2008.7/30]