

秋になるとイタリアの街角にお祭りの告知ポスターが張り出される。ブドウの収穫祭に始まり、キノコ祭、ジビエ祭、カエル料理祭りまである。
ある日、「栗祭り」の案内が目に留まった。ところがこの手のポスターの常で「今週末・郊外○○地区」とあるだけの、実にアバウトな告知だ。長年住む地元の人なら一発でわかるのかもしれないが、私には本当に催されるのか不安が募る。ともかく訪問を試みることにした。山道を進めど進めど、祭りの気配は感じられない。引き返そうかと弱気になって道路脇に車を停めると、カーブの先にほかの車が並んでいるではないか。車から降りて見渡せば、周りはくり林である。その瞬間「お祭りやってます」と言わんばかりに、大きなイガぐりが私の頭を直撃した。
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週末の夕方、電話のベルが鳴る。「ファットキャット行かない?」ミュージシャン、ヤローンからの誘いだ。もちろん答えはイエス! ファットキャットとは、少し変わったプールバー。広い地下にビリヤード、ピンポン、チェスなどのゲームが所狭しと並ぶ。ジャズライブもやっていて、自由に演奏に参加できるというニューヨークでも珍しいバーだ。
午後10時、店に着くと入り口は長蛇の列だった。「週末の夜ぐらいストレスを発散したい!」、そんな思いは私一人ではないようだ。ラッキーにも「演奏するミュージシャンは並ばずに入れる」という特権のもと、ヤローンと一緒の私は、列を横目に入ることができた。
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ストックホルムの北、ノルテリエ港。バルト海に面した湾岸沿いは、何千人もの人々で埋まっている。今か今かと待ちわびる人々の目線の先は水平線の彼方。そして快晴の青空の下、いよいよ帆船「イェーテボリ号」が姿を現した。
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私にとって未知の国、小さな常夏の島国であるシンガポールを訪れた。空港からタクシーに乗り10分ほどすると、たくさんの高層ビルが見えてくる。運転手がビルの合間に見える巨大な観覧車を指さして、「あれがシンガポール・フライヤーだよ」と言った。
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南仏コートダジュールのサントロペは、世界中のVIPが豪華ヨットで集う避暑地だ。一方私がこの町に興味を抱いたのは、あるフランス映画がきっかけだった。喜劇俳優ルイ・ド・フュネスの「サントロペの憲兵(1964年)」である。
物語はド・フュネスふんする憲兵(日本の警察官とほぼ同じ仕事)が、サントロペに赴任するところから始まる。彼は上官にへつらい部下に威張り散らす、どの会社にもいそうな中間管理職だ。そんな彼が、自分の娘のおかげである事件に巻き込まれる。危機一髪となるが、最後は災い転じて…というストーリー。
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地中海に浮かぶ島国、マルタ共和国。面積は東京23区の半分ほどしかない。だが歴史は深く、紀元前8世紀フェニキア人の植民にさかのぼる。以後ローマ、十字軍時代のヨハネ騎士団、ナポレオンそして英国の統治を受けた。ようやく独立したのは1964年のことである。2004年にはEU加盟を果たし、今年1月からはユーロ通貨も導入されている。
島の代表的公共交通機関は、鉄道がないためバスである。だが路線網は全島に張り巡らされている。私が停留所で待っていると、古いバスがギシギシと音を立てながら来た。思わず「ボロい!」と声をあげてしまった。地元の人によれば、古い車は1950年代〜60年代に英国から輸入された車台に、島内で木骨製ボディを載せたものだという。
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キングスコートは、南オーストラリア州カンガルー島の北東にあるネピアン湾に面した島最大の町。といっても人口は約2000人、メインストリートにはスーパー、銀行、ガソリンスタンド、不動産会社などが並んでいるが、100mも歩かずに回れる。
ここでの楽しみは、新鮮なシーフードと、夜のペンギンツアーに参加すること。オーストラリアで見られるのは、フェアリーペンギンまたはリトルペンギンと呼ばれる世界一小さい種で、体長約30〜40pで背の色がブルーなのが特徴だ。初めて見たとき、背が黒く腹が白いペンギンの姿とまるで異なっていたため、「何の鳥?」と聞いたほどだ。
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オーストラリア ≫ キングスコート | 2008.09/03 10:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

私の勤める会社の上級管理職が、アロハシャツを着て出社して来た。会社によっては“ハワイアン・フライデー”といって、金曜日にアロハシャツの着用を奨励しているところもあるが、その日は月曜日。日本人気質が残る私には、驚きを隠しながらあいさつをするのがやっとだった。
そういえば、ロサンゼルスに住んで初めて出席した披露宴でも、アロハシャツや麦わら帽子までかぶっていた参列者を見かけたのを思い出す。着飾っていた自分が場違いに思えたほどだ。
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アメリカ人の友人夫妻から、「友人のティムが日本人の女性と結婚するので、君も結婚式に来ないか?」というお誘いをもらった。「え? 知らない人の結婚式に出席してもいいの?」と言いながらも、ちゃっかりお誘いにのる私。
教会に着くと、礼拝堂の中から歌声が聞こえてきた。日本人の花嫁のために、祝福の歌を日本語に訳し、列席者が練習していたのだ。新郎に続いて、花嫁の入場。白いウエディングドレスに、ワインレッドのブーケが映える。賛美歌、聖書朗読、結婚の誓約、指輪交換、祈り、そしてキス。日本人招待客には、二人の出会いや恋の経緯を日本語で書いたプリントが配られた。なんともハートフルな心遣いだ。
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ドイツにはアイスカフェと呼ばれるアイス屋さんが街のあちこちにある。長く暗かった冬が終わるころには、冬の間閉じていたアイスカフェもオープンしはじめ、店頭のショーケースには色とりどりのアイスたちが顔を並べる。夏ともなれば、アイスカフェに人だかりができるほどだ。
単品のアイスだけでなく、パフェやトッピングメニューも、ちゃんとそろえている。中でも大定番が「スパゲティアイス」。スパゲティのアイス添え!?かと思えばさにあらず。スパゲティみたいなアイスなのだ。バニラアイスをところてん製造機のような細かく穴のあいた容器に入れレバーを操作すると、グニーっと麺状になったバニラアイスが絞り出される。そこへトマトソースならぬストロベリーソースをトロ〜リかけて、その上に粉チーズ…じゃなくて、ホワイトチョコチップをパラパラふりかければ完成。トッピングにワッフルが飾られ、バニラアイスの下には生クリームも隠れていて、ちょっとしたパフェのよう。
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