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生き方の “師匠”を 見つけよう
step1 そもそもメンターって必要なの? NTTソフトウェア P&G ニチレイプロサーブ 臼井由紀さん+古山真美さん 伊藤嘉奈子さん+蓮見純子さん step3 どう関係を築けばいいの?
step2 メンターとの関係ってどんなもの?
メンターとの出会いは、人それぞれ。会社の制度や支援を通じて知り合ったメンター&メンティ3組を紹介。それぞれの出会いから得たことを、参考にしてみて。
すきま時間に子育て相談。
同じ境遇だから共感できる
NTTソフトウェア
井田佳代子さん+三池真紀さん
 女性は全社員の1割程度というNTTソフトウェアでは、有能な女性たちが育児を理由に仕事を辞めてしまうのは大きな損失として、子育て支援を主にしたメンター制度を2007年からスタート。中でもワーキンググループを立ち上げ、子育て経験を生かしながらメンターとして活躍する井田佳代子さんは、社内では一目置かれる存在。そんな井田さんとのメンタリングを希望したのが、システムエンジニアとしてソフト開発に携わる三池真紀さんでした。
 「復職後、初めての子育てと仕事の両立は不安でしたが、働くママとしても先輩である井田さんに悩みを聞いてもらえたのは、大きな心のより所になりました。子供の小学校入学やママ友達など、将来のこともアドバイスしてもらえたのは、とくに参考になりますね」と三池さん。
 子育てと仕事の合間に確保できる時間といえば、ランチタイム。「オフィスが離れているので、私が三池さんの職場を訪れた際、月に1回程度会うペース。落ち着いて話せる環境をという会社の配慮で月に1回、ランチ代が支給されます。これに少し足して、ゆっくりできる場所で話を聞くことができました」。会える機会は少なくても、メールや“すきま時間”を使ってメンタリングを続けてきた二人。「子供が大きくなったら、次は私も子育てで頑張る女性の役に立ちたいですね」(三池さん)。
  共通点があるから、共感も大きい私の経験談で選択肢の幅が広がれば井田さん 将来の出来事を予測できて心の準備ができました三池さん
NTTソフトウェアの
メンター制度
出産・育児と仕事の両立を目指す女性社員が、社内公募で集まった先輩女性の属性(職種、子供の年齢など)をもとにメンターを選べる仕組み。5 カ月の期間中、ランチ代1 人5000円(5回分)の支給も

同じ部署という関係を生かし
仕事上のフィードバックも活発に
P&G
臼田美樹さん+小田愛子さん
 二人の出会いは、約2年前の採用面接。面接官の臼田美樹さんに、かっこいい女性だなぁと、小田愛子さんがあこがれを抱いたのがきっかけでした。その後、小田さんの上司の仲介で臼田さんとのメンターシップがスタート。ランチや夜の食事会などで相談を重ねています。
 同じ人事セクションで働く二人は、仕事で関係する機会も多く、「通常は指摘しないことでも、彼女にはあえてフィードバックするようにしています」と臼田さん。英語を使った会議の席で、小田さんの英語の上達に気づいた臼田さんは、会議の後ですぐに声をかけたそう。「英語力不足を感じ、自宅で音読練習を続けていたんです。陰の努力に気づいてくれる人がいることを、非常に心強く感じました」(小田さん)。一方、メンターの臼田さんも、小田さんとの関係にメリットを感じています。「管理職の人間が、部下からどのように見られているかがよく分かります。私自身が部下に接する際に参考にしていますね」(臼田さん)。
 プライベートでは、共に7歳年上の夫がいるという共通点も。「彼女の話を聞いていると、新婚のころは、私もこうだったな〜なんて思い出すこともしばしば(笑)」(臼田さん)。「“ダンナさんに愛されていることをもっと自覚しなさい”と言われたときは、家に帰り、いそいそと掃除に励む自分がいました。仕事でもプライベーでも頼れる“アネゴ”的存在です」(小田さん)。
 
自分では目を背けがちな欠点をビシッと指摘してくれます 小田さん 成長につなげてほしいからあえて厳しい意見を言うことも 臼田さん
P&Gのメンター支援
自発的な取り組みとして社内に広がり、社員育成として会社も評価。人事考課の対象に。部下と同じ境遇や年齢の社員をメンターとする「リバースメンター」、海外事業所社員ともメンターシップを組めるなど、取り組みも多彩

新入社員にとって心の支え
他人とかかわり、自身も成長
ニチレイプロサーヴ
高橋綾子さん+栗岡英理菜さん
 「今日の服装についても高橋さんにケータイメールで相談したんです」と笑う栗岡英理菜さんは、入社2年目。会社によるマッチングで、メンター役として別部署のマネジャー高橋綾子さんが選ばれて以来、メンタリング期間を過ぎた今も、関係は続いています。
 「初めてメンターに選ばれたときは“どんなことをしたらいいの?”と思いましたが、要は、自分の部署の後輩と同じように接すればいいと考えるようになりました」と、高橋綾子さん。栗岡さんの表情がいつもと違うときは、こっそり呼び出して前向きな言葉でアドバイス。「悩み始めてマイナスのスパイラルにハマってしまいがちなときも、高橋さんがうまく軌道修正してくれるんです。自分のことを分かってもらえる人がいるだけで、とても心強かったですね」(栗岡さん)。
 高橋さんが与えるだけの関係になってしまうのでは?と思いきや、「普段は自分の仕事にまい進しがちですが、メンターとして誰かの成長にかかわることで、自分自身も成長することができます。すべてを手伝うことはできませんが、私の言葉がきっかけになったり、気持ちを軽くしてあげることができれば、うれしいですね」。お互いに慕い、慕われ、深い信頼関係が生まれていました。
 
アドバイスができるのも、信頼関係があってこそ 高橋さん ケータイのアドレスも、お願いしてゲットしました(笑) 栗岡さん
ニチレイプロサーヴの
メンター制度
ニチレイグループでは、新入社員1人に先輩1人がメンター役になるメンタリングを実施。メンターだけの負担にならないよう、年2回の面談カルテ提出により上層部も情報を共有。e-ラーニングやEAP(キャリアカウンセリング)など、メンター支援の体制も

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step1 そもそもメンターって必要なの?
step2 メンターとの関係ってどんなもの? NTTソフトウェアP&Gニチレイプロサーブ
臼井由紀さん+古山真美さん伊藤嘉奈子さん+蓮見純子さん
step3 どう関係を築けばいいの?
[情報掲載日:2009.7/1]

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