地球の気温は、二酸化炭素(CO2)、メタンなどの温室効果ガスの働きにより、平均15度前後に保たれています。問題なのは、近年の人間の活動でCO2が過剰に発生していること。約6000万年〜2億5000万年もかけて地球に蓄えられた"化石燃料"を、ここ100年ほどの間に急激に使い続け、自然の循環では吸収しきれないほどのCO2が発生し、大気のバランスが崩れています。過去1000年間の地球の平均気温の変化をみても、ここ100年で気温は急激に上昇しています。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)では、「大気中の二酸化炭素濃度を現在の濃度レベルに抑えるためには、直ちにその排出量を50〜70%削減しなければならない」としています。そうしなければ、深刻な影響が避けられないということ。京都議定書で、日本は6%の温室効果ガス削減を約束していますが、そのわずかな削減も実現できておらず、実際には2004年までに7・4%も増えています。そんな現状からも、ここ1、2年でどれだけアクションを起こせるかが、地球の未来を左右すると言われています。家庭部門のCO2排出量も増加傾向ですし、私たちにも今からできることはたくさんあります。
でも自分の楽しみを我慢する“エコ”では続きません。まずはできることから始めることが大切です。モノに囲まれた消費の多い毎日を見直し、エコでスローな生活を始めてみませんか。 |