出版社や広告代理店から印刷物を受託し、本を作るのが室井慶子さんの仕事。さまざまな要求にどう応えて形にするかが手腕の見せどころです。「完成した本が書店に並び、人々が手にするところを見たときの喜びは、何物にも替えがたいものがありますね。また、得意先から“いい本ができたよ、ありがとう”という言葉をかけてもらえたときはうれしくて、それまでの苦労をすべて忘れてしまう、その繰り返しです」
また、本作りにかかわるいろいろな人との出会いも楽しみの一つ。「“一期一会”を実感する毎日です。でも実は人見知りなので、出会った人との会話の幅を少しでも広げられるように、仕事とは関係ない分野の情報も普段から収集して準備しているんですよ」 |