また、時にマイナスに感じられる日本女性の美の素質も“ジャパンビューティー”を目指すには欠かせないものだと早園さんは言います。「黒髪と黄色い肌の美しさは、欧米人には絶対にないもの。また、外国の女性に比べて、体も顔も平面的であることをコンプレックスに思っている人もいる。でも遠い昔、日本では化粧を使って、顔の凹凸を取り除き、平面な中に二次元の世界を作ることが美しさの基本だったんです。私たちが一見、マイナスに感じてしまうことも、日本人だけが持つ、外国人にはない美しさなんだと、前向きにとらえた方がいいですね」
「日本人の作る服はディテールにもこだわった、丁寧なものが多いから好き」と言う早園さん。裏地や、すそのあしらいなど、日本ならではの服飾美学を知れば、もっとおしゃれが楽しくなるのだとか。
「最近の女性は、良くも悪くも“無難器用”な人が多い気がします。作り手がチャレンジしようとせず、売れる服を作るようになっているのも原因の1つですが、買い手もその無難さに甘んじてしまっている。日本人はどうしても、みんなと同じように着こなしてしまいがちです。もっと積極的に自分が似合う新しい色やテーストを見つけてほしいですね」 |