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「写真を撮ることって、何をどう撮ろうかと考えて、目に映るものを見つめ直すことなんですよ。だから写真を撮るようになると、日常のあらゆることに何かを感じるようになるんじゃないかな」と話すのは、動物写真家として世界的に知られる岩合光昭さん。彼も写真が特別なときに撮られるのではなく、日常的なものになってきたと感じているそう。
“写真は女性が才能を発揮しやすい分野”が持論の岩合さん。写真コンテストの審査の際などにもそれを実感しているという。「発想や視点がフレッシュで、既成概念にとらわれない面白い写真を撮るのはだいたい女性なんです(笑)。それで僕自身が刺激されることもあり、もっともっと写真を撮る女性が増えてくれたらうれしいですね」
そこで上達の秘けつを聞いてみると、「とにかくしっかりと見ること。そしてたくさん撮ってみること。その中で、自分の感じたことが具体的になったり、それが写真に反映できたりできなかったり…。試行錯誤していく中で、最初は分からなかった自分らしさが明確になっていくと思います。その“見る”目を養うのにおすすめなのは、写真集などの作品を見ること。僕は写真を撮り始めたころ、1日1000枚の写真を見ると決めて実行していました。自分の経験からも思うのは、いい写真とは本来、“撮る人それぞれにゆだねられるもの”。同じものを見ても、自分は何を感じてどんな写真を撮りたいと思うのか。それが個性だし、写真を撮る意義だったりするんじゃないかなと思います」。 |