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いつもの街に新鮮な発見!建築ミニガイド 丸の内で感じるヨーロッパの風
 
2006.4/12更新

東京を旅行したくなる!?
近代建築が並ぶ丸の内へ

 海外旅行では、教会や美術館などの建築めぐりが、必ずと言っていいほど組み込まれていますよね。見慣れた景色が広がる東京にも、“旅先”という視点で見ると、面白いものがたくさんあるはず。暖かい春の陽気に誘われて、あなたも“建築散歩”に出かけませんか? 「歴史を感じる旅」「スタイリッシュな現代建築めぐり」など、何かテーマを決めて出かけたいところ。
 そこで今回は、「東京でヨーロッパを感じる」をテーマに、シティ読者の廣中奈津子さん(31歳/運輸)、銕川奈緒子さん(23歳/不動産)と、丸の内散歩へ。その歴史的背景から、ヨーロッパ文化の影響を受けた近代建築が数多く残る丸の内。世界的にもよく使われている代表的な様式や装飾を、たくさん目にすることができます。
 町歩きを紹介しているサイト「東京あるきテクト」代表の斉藤理さんの解説を聞きながら、いざ出発!
■日本工業倶楽部会館
リズミカルに並ぶドーリス式双子柱
■明治生命館
圧倒的な存在感と、細部までのこだわり
■東京駅
威風堂々とした正面はまさに東京の顔!?
■法務省赤レンガ棟
赤レンガと白い石材の美しいコントラスト
■第一生命館、農林中央金庫(現:DNタワー21)
シンプル? クラシック? 裏と表でまったく別の表情が
■銀行倶楽部(現:東京銀行協会ビル)
三角の窓にトンガリ屋根、かわいらしい外観はお城のよう
■建築散歩へ出たくなったら、これをチェック!
役立つ情報で、ただの散歩が何倍も楽しくなるはず!
この特集はシティ・クチコミ・ネットワークの協力により構成しました 

ヨーロッパ建築が丸の内にたくさんあるワケは?

「東京あるきテクト」代表 斉藤理さん
 江戸時代、大名屋敷が立ち並んでいた丸の内。明治には公的施設が造られ、庶民の生活とは切り離された“官のエリア”でした。しかし、1890年、三菱財閥によって“民のエリア”としての開発が進むことになります。1914年には東京駅が、1923年には近代的オフィスビルの先駆け、丸ビルがオープン。これを機に、ビジネス街として発展していったのです。
 このように、丸の内は明治以降に形成されたエリア。開国した日本にとって、建築は西洋の様式を導入することから始まりました。だから丸の内は、ヨーロッパ建築の魅力がたくさん詰まっているエリアなんですよ。