「自分の中にある選択肢から、そのシーンに合うイチバンかっこいい自分を選んで見せる。そんな自己プロデュースが大好き」と言う城咲仁さん。元カリスマホストとして注目を集め、現在はタレントとして活躍中。かっこいい自分に見せるために、まず必要なことは? 「自分の得意じゃない分野を知っておくこと。どこででも、自分が出るべきとき、下がるべきときがある。苦手を知れば、ダサイところを見せなくていいから自信につながるし、モテる(笑)」
コミュニケーションは昔から得意。苦手な人もいるけれど、なぜ苦手かを探求すると言います。「理由を考えるのは、相手への興味の第一歩。コミュニケーションを取るようになり、相手のいい部分を見られたら幸せだよね。意外と、苦手だった友達の方が長く続くでしょ? 実際、最初“ちょっとヘンかな”と思ってたヤツが親友だし」
また、必ずしも相手と分かり合わなくていいとも。「生まれ育った環境が違うんだから、何もかもが合うはずはない。でも、どこかしらある同じ部分を、ふくらましていけばいい。例えば“ラーメンはこってり派”というささいなことでも、その引き出しを増やしていく。“価値観が合わない”と言う人がいるけど、努力していない人が言うセリフだと思うな」
コミュニケーションでイチバン大事なのは、人の話を聞くこと。自身の聞き上手は、ホスト時代もかなり生かされたのだそう。「お酒を飲む場所が好きな人は、9割方がしゃべりたくて来る。もっと気分をよくしてあげるため、相手が何が言いたいのかを理解し、起承転結の端々にうまく補足を入れられるようになったんだ。そうすれば、相手が“どう思う?”って聞いてくれる。そのときにちゃんと自分の意見を言える人が、ホントの聞き上手だと思うな。聞き上手は相手を立てることで、優越感を与えられるから、かわいがってもらえる」
ほめちぎってからマイナスを
職場でもプライベートでも、言いにくいことを言わなければならないシーンはあるもの。「人はほめた方がいいんだ。3つほめて、ダメなところを最後に1つ言う。“●●さんはこんなにいいところがあるのに、だからあのマイナス部分が目立っちゃってもったいないですよ”って」
タレントとしては「自己満足で終わらないこと」がポイントだと語る。「ニーズに応え、その中でかっこいいものをチョイスして出していく。“オレのかっこよさはコレ”と決めつけると、それが通用するシーンは限られるからね。みんなも、彼に、友達に、会社に対して、どんな自分でいたらいいかをよく考えてみてよ。7〜8割の確固とした自分があって、残り2〜3割を何色にするかプロデュースしていくのが楽しいと思うんだよね」 |