「世界中が注目する大会へ出られるチャンスですから、何とか食らいついていって、ぜひ出場したい」
来年、北京で開催されるオリンピックへの出場権をかけた予選の真っただ中で、U−22日本代表の一員である一柳夢吾(21歳)は、意気込みを熱く語る。彼のポジションは、ハードなマークで相手FWを封じ込めるDF。鍛え上げられた屈強な肉体を駆使して、果敢に勝負を挑む。
「サッカーは団体競技ですけれど、局面での個人対個人の戦いが重要となる。激しく当たって相手に仕事をさせないのが自分の役割であり、特徴だと思っています」
とはいえ、所属する東京ヴェルディ1969でもレギュラーが確約されているわけではない。U−22日本代表に定着するためにも、まずはクラブで多くの試合に出場し、レベルアップしていかなければならない。
「グラウンドに入れば年齢は関係ない。自分から声を出して、チームを引っ張っていきたい。強くて、華があって、という、かつてのヴェルディに近づけるよう、ラモス監督やコーチを信じて戦っていきます。現在はJ2ですが、J1に上がれるメンバーがそろっています。スタジアムで応援してほしいですね」
将来の夢は「プロサッカー選手である限り、やっぱり日本代表に入ってワールドカップに出たい」。どこまでも真っすぐに、自分やチームの未来を見つめるが、オフの話になると「シブく温泉ですね。箱根とか行きますよ。かなり好きっすね」。21歳の笑顔がはじけた。
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