秋から国際ルール適用により、すべての試合でラリーポイント制が導入されるバドミントン。バレーボール同様、よりスピードアップしたゲーム展開が予想される中、見応えのある試合を見るなら、圧倒的な強さで男子シングルス日本ランキング1位に君臨する佐藤翔治がいい。
素早い動き、スピードが持ち味。5月に東京体育館で行われたヨネックス トマス杯&ユーバー杯で、アテネオリンピック金メダリストを逆転で下し、満員の観客を大いに興奮させた。「周りの期待に支えられていると思うし、それでやっている」という佐藤は、何度も“応える”という言葉を口にする。「小学3年で地元のクラブチームに入って、中学からバドミントンに絞った。しょっちゅうイヤになったけど、両親やコーチの期待に応えたいという気持ちでやってきましたね」
周りの期待を自分の力に変えるすべを自然に身に付けている。だから大舞台でもプレッシャーを感じたり、あがったりしたこともない。
小さいころから「大人に負けて泣いていた(笑)」というほどの負けず嫌いな性格と、持ち前の身体能力の高さで小学生で全国大会優勝、その後も順調に結果を残していった。国際大会でも経験を積み、現在は「北京オリンピックは視野に入れているので、(国内ランキング)1位は維持していたい」。2回目のオリンピックでは結果を出すこと、そして、「今の監督のためにも」とも。“応える”ものがある佐藤はもっと強くなる! |