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インタビュー前に、隣の部屋から聞こえてきたピアノの旋律。弾いていたのは、独特のキャラクターでバラエティー番組を中心に活躍しているふかわりょうさん。 5月9日に小説「DSJ-消える街-」と、エッセー「無駄な哲学」、またロケットマンという名義でアルバム「THE SOUND OF MUSIQUE」を同時に発表。テレビで目にする姿とは違った魅力の詰まった3作品には、彼の「自分をもっと知ってほしい」という気持ちが込められているのだそう。「これまで発表してきた小説やアルバムは、ファンなど自分に興味を持ってくれた人だけに向けての“ふかわ裏メニュー”的な意味合いが強かった。でもそれだと世の中に対して真っすぐ向き合っていない気がして。一般的に僕を知っている人に対しても、芸人という一側面だけでなく、ほかの面もちゃんと見てもらうべきだと思い、“裏メニュー”を広く解禁しました」 テレビやラジオの収録と並行しての創作活動は大変なもの。それでも、「音楽や文章では自分を素直に表現できるから誠実に向き合ってしまう」という言葉からも、ふかわさんの真剣さがうかがえる。「番組の収録は時間がたてば終わりが来る。でも執筆や作曲は、“何か”を生み出さない限り、始まっても終わりはない。自分の中から新たな何かを生み出すことは一番パワーがいることだと思うんです。でもその分、やりがいがありますね」 あらゆる才能を巧みに操り、どれに対しても手を抜かない。「テレビの仕事だけでなく、音楽や執筆の仕事も何年もかけて耕してきたフィールド。これで満足せず、もっと耕して、新たなものを実らせたいな」 同時リリースを終え、ホッとしているのかと思いきや、「もう次のことが具体的に頭に浮かんでいるんですよ」とニッコリ。次に見せてくれる“裏メニュー”がどんなものになるのか、今から楽しみ。 |
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