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セーラー服姿で竹刀を片手に毒づく“スケバン恐子”が大ブレイクした桜塚やっくん。自作のイラストを使って観客と問答し、観客の回答に「がっかりだよ」とツッコミを入れる。この決めゼリフは、昨年の流行語大賞にノミネートされた。 「普段はアタイ、あまりがっかりすることないのよ。特に最近、楽しいことばっかり…」と、うれしそうに語る。仕事も順調だ。ファーストアルバム、ライブツアー、映画出演などお笑い以外のフィールドを楽しんでいる。初めてMCを担当するテレビの音楽番組も、仙台放送で5月からオンエア。「アタイがアーティストとマジトークするのよ。いろんな人を呼んで楽しむわ。お笑いの世界にいたらお笑いの人としか出会えないけど、いろんなことやると、いろんな人に出会える。どんどん広がっていくのが、楽しくてたまんない」 あえてがっかりなことを挙げれば、時間がないこと。「ステージ用のイラストね、あれ描くのに時間かかるのよ。家に帰って夜中から描き始めるから徹夜よ。2日連続なんてこともあるの。徹夜はね、お肌に悪い! みんな、徹夜しちゃダメよ」 そんな思いで描くイラストは、それだけで笑える絶妙な画風。これには持ち前のセンスと、趣味のマンガも役立っているのだろう。実家には6000冊の蔵書があるという。 「時間があれば、マンガも描きたいわ。冒険ものね。“少年ジャンプ”世代だから“友情・努力・勝利”をテーマにしたスペクタクルロマンよ」 やっくんは熱くて前向きだ。“少年ジャンプ”のもう一つのテーマ“勇気”について、“イジメ問題”に絡めて語ってくれた。 「アタイ、イジメられっ子に言いたいの。一歩だけでも踏み出す勇気が必要ってね。抵抗しない子より抵抗する子の方が、相手はめんどくさいでしょ。どんなになってもいいから、ひとつ抵抗する。それでダメなら、転校するのも勇気。世界が変わればフラットな状態から始められる。勇気を持って前に進んで、現状を変えて。会社でもそうだよ!」 やっくん自身、常に状態を変えて前へ前へと進む。もう“お笑い芸人”の肩書では語りきれない。 「“ラフ・アーティスト”なんていいわね。ラフは笑いね。いろんな表現方法で、楽しいことを伝えるの」 (撮影/下元寿暢、取材・文/猪俣沙織、ヘアメイク/岡崎奈緒子) |
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