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City Selection
2007.4/4更新
無防備かつ冷静なスタンスで、役者を楽しんでいます
宮藤官九郎

  時は江戸時代、驚異的パワーを持つといわれた三種の神器を求めて旅する冒険活劇「大帝の剣」。この映画で宮藤官九郎さんが演じるのは、お姫様と一緒に、その守り役として旅する忍者・佐助だ。超・宇宙人的パワーが乗り移る怪人たちとの戦いの中で、心優しくホッとする存在。「周りのキャラクターがみんなゴッツイから、唯一ニュートラルであることは意識しました。僕だけできてないわけじゃなくて(笑)、そういう対比で見てもらえたらうれしいです」

 その佐助のちょっぴり情けないけれど、人間味ある姿こそが、いい味付けになっている。「僕自身は、自分の走ってるシーンが好きですね。めったに走らないので、自分の走る姿は新鮮でした、カッコ悪くて(笑)」

 構成作家という職業柄か、全体のバランスを俯瞰(ふかん)で見るクセがあるという。「役者で呼ばれたときには、僕はこうしたい、ではなくて、“自分の役割”を一番に考えますね。ほかの役者さんみたいに、“違う人になる”という感覚とは違って、無防備な状態で役になりながらどこか冷静な自分がいる、そのあやふやなスタンスが楽しい。あんまりお芝居の世界に没頭するタイプではないかな。まぁ自分に自信がないので、考えすぎたり作り込んだりしないようにしてるんですが」

 映画では“三種の神器”を探すが、宮藤さんにとって欠かせない“三種の神器”は「パソコン、タバコの代わりのFRISK、胃薬」。「思いついたことをすぐ書ける状態にしておきたいから、楽屋には必ずパソコンを持ち込む」ほど、自称・軽いワーカホリック。その一方で最近は、健康を意識してタバコの量を減らし、胃薬を常備しているそう。「僕、占いは信じない方なんですが、信頼する占星術の立派な先生に初めて占ってもらったら、75〜80歳くらいまで長生きすると言われました。ただし“大病を患いながらも”って(笑)。大病はいつ患うのか聞くのを忘れたけど、できることなら74歳で大病を患って75歳で死にたいもんです。だから健康は何よりも大事にしたいです!」

宮藤官九郎
プロフィール
宮藤官九郎
1970年7月19日、宮城県生まれ。O型。1991年から大人計画に参加。映画「ゼブラーマン」「木更津キャッツアイ」などの脚本家としてのほか、「真夜中の弥次さん喜多さん」では監督デビューも果たし、多くの話題作を手がける。俳優としても「嫌われ松子の一生」のほか、2007年公開予定の「魍魎の匣」「クワイエットルームにようこそ」などの映画に出演。またパンクバンド「グループ魂」のギタリストなど多才ぶりを発揮している。脚本を手がけた映画「舞妓Haaaan!!!」は6月16日(土)公開予定。
映画「大帝の剣」は4月7日(土)から、全国東映系ロードショー
映画「大帝の剣」は4月7日(土)から、全国東映系ロードショー
(C)2007「大帝の剣」製作委員会