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City Selection
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City Selection
2007.3/14更新
今後も“流れるまま、なるようになる”で・・・
オダギリ ジョー

 昨年の日本アカデミー賞授賞式にモヒカンヘアで現れたと思ったら、今年はアフロのカツラ姿と、いつも独自のファッション哲学でファンを楽しませてくれるオダギリ ジョーさん。新作「蟲師」ではなんと銀髪に挑戦! だがコレが、漆原友紀さんの原作コミックを知っている人なら納得の、ルックスはもちろん、たたずまいまでもが主人公ギンコにそっくり! さすが漆原さんが、ライフカードのCMに出演しているオダギリさんを見て“指名”しただけのことはある。

 「原作は知らなかったんですけど、読んでみたらその独創的な世界観が頭から離れませんでした。漫画というより、哲学書を読んでいるような感じでしたね」 

 そう彼も語るように、映画は、今の時代にふさわしい究極のスピリチュアル・ワールドが展開する。約100年前の日本を舞台に、さまざまな超常現象を引き起こす“蟲”と人間の共存を目指して、蟲師ギンコが旅をする。スクリーンいっぱいに広がる琵琶湖周辺や岐阜で撮影された山々を見ているだけでも、癒されそうだ。

 「なにせ大自然が相手ですから、こっちの都合なんて聞いてくれるワケもなく、毎日、現場まで山登りして大変でした(苦笑)。でも、現場の空気が、芝居に良い影響を与えてくれると信じて登っていましたけど(笑)」

 劇中ギンコは、蟲に侵された人の心身を癒していくが、オダギリさん自身の癒し法は?

 「マッサージとか誰かの力を借りることはないですね。もっぱら自然治癒です。最近は、お風呂にゆっくりつかっているときに幸せを感じます」

 実際は癒す時間もないほど、今年も出演作が多数だが…。

 「こういう仕事って、どんどん飽きられるだろうし、それならそれで良いとも思ってます。この映画のテーマでもありますが、“流れるまま、なるようになる”でいいんじゃないでしょうか」

(映画ライター/中山治美)

オダギリ ジョー
プロフィール
オダギリ ジョー
1976年2月16日、岡山生まれ。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された「アカルイミライ」(2003年)で注目を集め、2004年には「血と骨」で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。昨年は「ビッグ・リバー」「ゆれる」が海外の映画祭に出品。今回、人気コミックを実写映画化した大友克洋監督「蟲師(むしし)」で、主人公ギンコを演じる。今後も「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」<4月14日(土)公開>に続き、4月からドラマ「帰ってきた時効警察」(テレビ朝日系)もスタートと、話題作がめじろ押しの個性派。
「蟲師」
(c)2006「蟲師」フィルムプロジェクト
「蟲師」は、3月24日(土)から渋谷東急ほか全国松竹・東急系で公開(配給/東芝エンタテインメント)