この秋、恋愛映画に連続出演している市原隼人さん。最新作「虹の女神 Rainbow Song」では、若さの勢いと、不器用な純粋さを魅力的に演じている。
「智也(役)は、鈍感すぎかな(笑)。なんでここで相手の気持ちに気付かないんだよ、なんでここで自分の気持ちを言わないんだよって思うところはありました。自分だったら“好きだ”ってハッキリ言います」
智也の恋の相手は、姉御肌のあおい(上野樹里さん)。彼女もまた、なかなか本心が言えず、すれ違いがもどかしい。「あおいのような頼りがいのある、男っぽい女性は好きです。面倒見が良すぎると“女性”として見られないと言う人もいますけど、自分はちゃんと女としての魅力も感じますね。僕は、好きなタイプというのは特にはないんですが、笑うところが一緒な人だといいかな」
劇中の「女って分かんないな」という智也のセリフに共感する、と市原さん。「まさにそのとおりです。僕もしょっちゅう“?”ってなります」。そんな女心の不思議を感じたのが、智也があおいにプロポーズするシーンだと言う。「“1回プロポーズされたら残るじゃないか”って彼女にボコボコにされちゃう…。その言葉がすごく印象的でした。ああ、プロポーズってそういうものなのかぁ…と分かりました。あのとき、彼女は怒ったけど、本当はうれしかったのかもしれない…そういう女心も勉強になりました」
そんな市原さんが最近興味のあることは、なんと結婚! 「この前、友達が結婚して、すでに子どももいるんですよ。子どもを見るとかわいいなぁと思って、刺激されちゃって。奥さんとは、すげえ大恋愛して結婚したい。で、ずっと恋人の延長線でいてほしいです」と夢膨らむ19歳。
この映画で「大切なものは身近にあって気付きにくいもの」と実感した彼。目下、大切なものは友達とこの仕事だと言う。「カメラの前の本番の緊張感がたまらなく好き」。大人と少年の間にいる“今”ならではの繊細な魅力がいっぱいの俳優だ。 |