華流のニュースターとして、目下注目の台湾のディラン・クォ。日本ではサイコホラー「BLACK NIGHT〈ブラックナイト〉」が公開され、今年6月にそのプロモーションで来日した際には、来日ニュースがヤフーのアクセスランキング第1位になるほど、ちまたでは人気が集まっている。
そんな彼の映画デビュー作「雨音にきみを想う」が日本で公開される。「映画という大きなスクリーンで演じるのは初めての作品で、僕にとってはターニングポイントになりました。それに、香港映画なので広東語も勉強しなくてはならなかった。広東語って、北京語にない発音もあるし、複雑で難しくて、前は“ありがとう”ぐらいしか言えなかったんですよ(笑)」
撮影までの1週間、広東語を猛特訓したディランが挑んだ役柄は、裏社会で孤独に生きてきた青年チョッカン。そんな彼が全身まひの兄とその娘を抱えながら、難病の発症におびえる少女と出会い、ささやかな幸せを夢見る切ないラブストーリー。ディランは「監督に“インファナル・アフェア”のトニー・レオンのように、感情を押し隠した男の演技を求められた」と言う。「僕自身もあまりしゃべらないし、感情も表に出さない。恋愛もどちらかというと、好きになった女性をいちずに愛するタイプ。似てますネ」
187cmもの長身に、見とれそうになるほどステキなマスク。なのに、とてもシャイな性格らしく気恥ずかしそうに話す。そんな彼に「台湾のもこみち」とも呼ばれていることについて、心境を尋ねてみた。「台湾でも、速水もこみちはとても人気なんです。だから、彼に似ていると言われることは光栄ですよ。それに、機会があれば日本のドラマや映画に出てみたい。実際、今、日本語の勉強もしているところなんです」
謙虚で勉強家のディラン。近い将来、日本で活躍しているかも…。 |