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2006.10/11更新

実力派女優が体当たりで挑んだ“運命の愛”

チョン・ドヨン

 日本では「スキャンダル」でペ・ヨンジュンの相手役として注目を集めたチョン・ドヨン。だが、韓国映画界では人気・実力ともにトップ女優の一人。そんな彼女が主演した「ユア・マイ・サンシャイン」がまもなく公開になる。

 実話を映画化したこの物語は、暗い過去から逃げ回ったあげく、HIVに冒された女性と、彼女をいちずに愛し抜く純粋な男性との純愛を描いた感動作。だが、最初ドヨン自身は出演依頼に戸惑ったという。

 「あまりにも強烈なストーリーだったから、簡単に受け入れられなかった。でも、監督にモデルになった男女の写真3枚を見せられたんです。そのうちの2枚が、女性に去られる前と後の男性の姿でした。若々しかった人が白髪頭になるほど人を変える“愛”を知りたいと思ったんです」

 ドヨンが演じたウナは悲惨な出来事から愛を信じられず、生活のために割り切って体を売っている女性。だが、人前では明るく無邪気な彼女に、農家の青年・ソクチュンが一目ぼれして結婚。ソクチュンは彼女の幸せだけを願い、数々の困難も乗り越えて、HIVの感染を知っても変わらぬ愛を注ぐ。

 「二人の愛はとてもすばらしいものです。ただ、愛って、一方だけの愛では成り立たない。注ぎ注がれてこそ愛ははぐくまれ、運命の愛になる。この映画でそんなことを知った気がします。でも愛される女性の条件は分からないですね。分かっていたら、今ごろ結婚しています(笑) 」

 少女のように愛くるしい笑顔のドヨン。美しい肌とプロポーションからも、とても33歳とは思えない。 「汗をかいて老廃物を出せば、肌がつややかになると信じているから、ジムでトレーニングしてますよ。あと、適度な量のお酒かな。飲んでる時間を楽しく過ごしてストレスも解消してるのが、体にいいんだと思います」

 もしかして、これが愛される女性になる条件の一つだったりして…。

チョン・ドヨン

文/映画ライター 前田かおり撮影/小林穂澄

ユア・マイ・サンシャイン

ファン・ジョンミンと共演した「ユア・マイ・サンシャイン」は日比谷シャンテ シネ、渋谷Q-AXシネマほかで11月3日(金・祝)公開(配給/東芝エンタテインメント)

プロフィール
チョン・ドヨン

1973年2月11日生まれ。CMをきっかけにドラマの脇役などで活躍し、97年に「接続−ザ コンタクト−」で主演、映画デビューを飾る。
99年「我が心のオルガン」で、知的障害者の役を演じて、実力派女優として認められる。2003年ペ・ヨンジュン主演の「スキャンダル」では彼の相手役を演じ話題を集める。 「ユア・マイ・サンシャイン」では大韓民国映画大賞主演女優賞をはじめ、数々の賞を受賞。次回作は「ペパーミント・キャンディー」のイ・チャンドン監督の新作「蜜陽」で、ソン・ガンホとの共演が予定されている。