その色気や情熱的なイメージで“ラテンの女王”の異名もとる杉本彩さん。現在、「クラビット・アリーナ」で配信中のラテンドラマ「ビクトリア 〜 愛と復讐の嵐」のオピニオン・リーダーを務めている。「このドラマは、日本人が忘れている情熱を取り戻すきっかけになると思うの。自分に自信を持って、自分に正直に生きる…そんな“ラテン的生き方”は簡単に実践できることじゃないけれど、まずはいい子でいようと思わないことかな。周りの目を気にしないで、自分の物差しで自分をはかることが大事」
コンプレックスで悩んだり自信喪失したとき、世間の価値観に自分を当てはめず自分なりに解釈することで克服してきたと言う彼女。「10年先に自分はどうありたいか、そのために今どういう選択をすべきかをいつもまじめに考えてきた。楽な方に流されず自分の信念を貫いていくのはすごく大変だけど、わたしはすぐに答えを求めないから。今自分が努力したことが結果に表れるまで、5年でも10年でもかけてしつこくやり続ける。“ビクトリア”を見てもね、みんな本当にしつこい(笑)。淡白で飽き性じゃダメね。恋愛も仕事も、思い続けるその情熱が結果につながる。人生において、何か自分がすごく情熱を傾けられることがありさえすれば、そこから何かが開けていくはず」
瞬間的に本能的に、嵐のように恋に落ちる、“ビクトリア”の登場人物たち。そして嫉妬(しっと)や怒り、悲しみで、悩み苦しみもがく。「痛みや苦しみを乗り越えないと、愛は成熟しない。恋人とうまくいかないとか、いい人と出会えないなんて言うのは、思いが中途半端だから。愛ってそんな薄っぺらいものじゃない。わたしは、好きになった人にはあらゆる試練を与えて(笑)その人の本質を見ようとする。強い愛があるからこそ、相手をものすごく知りたいと思うの」
化粧品や下着のプロデュースなど活動の場を広げ、“女性がもっと強く美しく進化するためのナビゲーターでありたい”と言うその姿は、まるでセクシーなジャンヌ・ダルクのよう。
「理不尽なことに対しては、みんなもっと怒りを持つべき。怒りは情熱の表れ。荒波にもまれるのも覚悟して、情熱を持って生きる人だけが、本当の愛に出合えるのだから」 |