15代将軍徳川慶喜によって1867年、パリ万博に出品された動物国宝、オオサンショウウオの「キンジロー」150歳にニセモノ疑惑が浮上!? そこで、オダギリジョーさん演じる自称“21世紀の天才レントゲン技師”飛島芳一は、キンジローを管理することで国からばく大な助成金を受けている「サラマンドル・キンジロー財団」へと乗り込み、キンジローを誘拐しようとするが…。
まか不思議で予想もつかないストーリーが展開する映画「パビリオン山椒魚」で、香椎由宇さんが演じるのは「サラマンドル・キンジロー財団」を運営する美人四姉妹の末の妹・あづき。全長9cmのキンジローを抱えて立つ、凛(りん)としたたたずまいは、えたいの知れないキャラクターたちの中でも異質の存在だ。
「まるで映画2本分が詰まっているようなストーリーだし、オダギリジョーさんやパパ役の高田純次さんをはじめ、登場人物はみんなヘンテコリンな人ばかり。そんな中で、唯一私の演じるあづきだけがまとも…という設定だったので。周りがどんどん壊れていく中で軸となる役は大変だった」のだそう。
中でも一番大変だったことは?と問うと 「他の人はどんどんおかしくなっていく役だからアドリブも動きも好き放題。見ているとおかしくて笑いが止まらなくなっちゃって…」と、しばし思い出し笑い。映画ではクールで大人びた印象ですが、素顔は「ドライブが好きなんだけど方向音痴でいつも迷っちゃう。アロマキャンドルでリラックスするのが好き」で笑い上戸な、女の子らしい一面も。
「楽しいだけではなく、一人ひとりが引っ張り合うことで、いい作品に仕上がったと思います。一度見ただけでは分からないヘンな映画ですが、なぜか何度も見たくなるんです。気分が高まる作品なので、ぜひ朝から見てほしいですね」 |