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2005.9/14 更新
舞台は好き、自分の成長が分かるから
大野智

 「いつも舞台をやるときは不安になるんだけど、今回はすごくワクワクしてる」。人気アイドルユニット「嵐」の一員である大野智さんがそう語るのは、10月から公開される舞台「バクマツバンプー〜幕末蛮風〜」のこと。劇団「TEAM 発砲・B・ZIN」を主宰する、きだつよしさんの演出によるこの作品は、2003年春に大野さん主演で上演され、好評を博した「センゴクプー」のシリーズ第2弾だ。

 歌やダンス、テレビのバラエティー…。あらゆるエンターテインメントをこなす大野さんにとって、舞台での芝居とはどんな存在なのだろう。

 「舞台って、いつも新しい発見がある。例えば思いっきり怒るシーンは、最高に気持ちいいね。普段、僕って全然怒らないから、本当にキレたらこうなるのかな、って」

 舞台は活動の一つの柱として、大切にしていきたいとも。

 「僕、舞台をやって初めて自分に自信が持てたんですよ。それまでは、何をやっていても自信がなかったんだけど、少年隊のミュージカルに出てから自分が変わっていった。やるたびに成長していることが分かるし、自分に対する自信が増えるから、舞台が好きなのかもしれないですね」

 決して饒舌(じょうぜつ)ではないが、一つ一つ、自分の気持ちに合った言葉を選びながら話す姿を見ていると、仕事に対してさまざまに思いをめぐらせていることがよく分かる。

 「ぼけーっとしてるねってよく言われるんだけど、頭の中はぐるぐる回ってる。考えてるから顔はどうでもよくなるだけで、実はけっこう考えてるのよ。だから安心してください(笑)」

 今度の「バクマツバンプー」では、新撰組の沖田総司を演じる。ダンスの切れの良さに定評のある大野さんだけに、殺陣(たて)の美しさにも注目が集まる。「殺陣は好きです。ダンスよりずっと疲れるけど。決まったときはすごく気持ちいい。今から楽しみですね」

 かっこいい沖田総司になりそう? 「なる!」
 自信があります? 「ある!」

 たった2文字で返ってくる返事には、説得力があって、何だか妙に男らしい。舞台狭しと剣を振るう沖田総司に、悩殺されそうな予感!

プロフィール
大野智
1980年11月26日生まれ、東京都出身、血液型A型。アイドルユニット「嵐」の一員。コンサート、バラエティー番組、テレビドラマのほか、「WEST SIDE STORY」「TRUE WEST」など舞台でも活躍。2003年春に上演された「センゴクプー」では、初の時代劇に挑戦し、圧倒的な支持を受ける。そのシリーズ第2弾として、この秋「バクマツバンプー〜幕末蛮風〜」が公開〈10月3日(月)から東京グローブ座でスタート。問い合わせは R・U・P TEL:03(3372)9574へ〉。

キャスティング/かしわぎなおこ(アップリンク) 取材・文/ライター 安財公子