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City Selection
2005.7/27 更新
女優として、今が一番重要な“方向転換”の時
リンジー・ローハン

 1969年製作のディズニー映画「ラブ・バッグ」。この作品のキャラクターのフォルクスワーゲン“ハービー”は、長年にわたり人気を得てきた。そのハービーが現代によみがえり、大騒動を巻き起こすのが、この作品「ハービー/機械じかけのキューピッド」だ。

 「ハービーがそんな有名キャラだなんて思わなかったわ。だって、私、86年生まれで、ハービーのこと知らなかったんですもん(笑)」

 そう語ってくれたのは主演のリンジー・ローハン。「フォーチュン・クッキー」でブレイクし、この取材の前日にはMTVムービーアワードで最優秀女優賞を獲得した彼女は、今、一番旬の若手女優だ。

 「今までは自分と似た役を演じることが多かったけど、今回のマギー役は違ったの。特に、父親とケンカするシーンでみせたエモーショナルな演技は初めて。すごく楽しかった」

 女優として輝きを増している彼女だが、キャリアについては彼女自身も考えるところが多いようだ。

 「私はショービズ界の大人の中で育って、いつも大きな責任を持ってきたから、人より早く大人にならないといけなかったの。この業界って、キャリアの方向転換についてはタイミングがすべてよね。私にとってはまさに今。次に何をやるか決めるのにとても重要な時期だと思うの。長い間、私を見てくれてるたくさんの若いファンがいるでしょ? そういうファン・ベースは保っていたいし、彼らに間違ったメッセージを発信したくないの。でも同時に、自分にとって正しいと思うこともしなきゃならないし…。すべてがいい時期にくることを願ってるわ」

 とてもティーンとは思えない大人びたコメントだが、それも長い間ショービズ界で培ってきた経験ゆえ。次回作がロバート・アルトマン監督の新作と聞けば、彼女のチャレンジ精神にエンジンがかかっているのは明らかだろう。

リンジー・ローハン
プロフィール
リンジー・ローハン
1986年、ニューヨーク生まれ。3歳からモデル活動を開始し、98年の「ファミリー・ゲーム/双子の天使」で映画デビュー。2003年の「フォーチュン・クッキー」で注目され、続く主演作「ミーン・ガールズ」でMTVムービーアワードを受賞。演技だけでなくアヴリル・ラヴィーンやヒラリー・ダフと並ぶ10代の人気女性ポップ・アーティストとしても活躍。待機作として、ロバート・アルトマン監督の新作「A Prairie Home Companion」などがある。

文/映画ライター・よしひろまさみち  Photo by Kaori Suzuki

星の王子さま

「ハービー/機械じかけのキューピッド」は、7月30日(土)から、みゆき座ほか全国ロードショー(配給/ブエナ ビスタ インターナショナル)
(C) DISNEY ENTERPRISES,INC.