テレビで毎日、この顔を見ない日はないと言っても過言ではない。ネプチューンの一員として活躍する一方、役者としての顔もまた定着しつつある原田泰造さん。今回、彼が初めて挑戦するのは「キスへのプレリュード」という本格舞台だ。現実を恐れる不安定な花嫁(愛華みれ)と余命1年の老人(江守徹)が、1度のキスで魂が入れ替わってしまうというラブコメディーで、原田さんは一途に花嫁を愛し続ける男ピーターを演じる。
「役者の友達とかみんな、“舞台はすごく面白いから!”って言うんですよ。初めての経験なので不安もあるけれど、これで何が得られるのか、すごく楽しみにしています」
けいこを前に、メグ・ライアン主演の映画版を見て役作りをしているのかと思いきや、「映画は昔、劇場に見に行きました。でも、今回はあえて見ないほうがいいのかなって思って。役作りは、台本を何度も読んでから考えます」。
劇中のピーターは、愛する女性が老人と入れ替わった事実に気づき、それでも彼女を受け入れる。コメディーではあるものの、基本は心温まるラブストーリーだ。「もし、実際に周りの人がだれかと入れ替わっていたら…気がつくかな? “この人変わったなぁ”ですませちゃうかも」と笑う原田さん。「だけど、もし健ちゃんや潤ちゃんがだれかと入れ替わったら、絶対に分かると思いますよ。もう何年も一緒にいて、いいところも悪いところも全部知っていますからね」。まるで家族のようなつながりのメンバーからの応援も、原田さんの大きな支えとなっている。
これまでにコントの舞台は数多く出ているが、芝居の舞台にも以前から興味があったそう。「ぼく、すごくラッキーなんです。やってみたいと思ったことが、今までほとんど実現してきたんです。会いたいと思っていた人に会えたり、憧れていた仕事のチャンスが舞い込んできたり。今も、もう抱えきれないくらいやりたいことがいっぱいある。やっぱり、欲張りなほうが楽しいですよね」
好きな俳優は、ベニチオ・デル・トロ。「独特の雰囲気を醸し出していて、すごく男くさいのがいい。男の色気に憧れるけど、実際は難しいなぁ(笑)」
(シティ編集部 川嶋陽子) |