映画「海猿」や、テレビドラマ「オーダーメイド」「愛情イッポン!」などでおなじみの俳優・海東健さん。彼が出演する映画「村の写真集」が4月23日(土)から、東京都写真美術館ホールで公開されます。
「徳島の山間の村を舞台に、頑固な写真館のおやじと、僕が演じるアーティスト志望の息子との交流を描いた話です。おやじ役の藤竜也さんとは“海猿”でも共演させていただきましたが、やっぱりカッコいいですね」
この映画はロケ地となる徳島の町村の協力のもとに撮影され、昨年、四国で先行公開されています。
「今でも残る日本の美しい自然が、この作品で重要な役割を果たしています。ですから、役作りにはうまく自然の中に入っていけるように気を使いました。ロケ地の人たちから方言を教わったりしながら。でも演技全般に関していえば、三原監督は結構自由にさせてくれましたよ」
メガホンをとる三原光尋監督は、デジタル映像全盛のこのご時世に、あえて35mmフィルムで作品を作り上げています。その理由は“好きだから”なのだそうです。海東さんも同じ気持ちを持っていて、「僕もフィルムにはフィルムなりの良さがあると思います。昔ながらのいいものを今に伝えていければってところですか…。撮影は主に一昨年の秋から冬にかけて行われましたが、木々の紅葉が白く移りゆくところにフィルムなりの微妙な陰影が加わっています。僕が気に入っているのは、父と息子が野山を歩く場面。観客のみなさんには2人の心の距離感が縮まる過程と、道々の草木の変化がうまく重なる様子に注目してもらいたいですね」。
現在、大河ドラマ「義経」の撮影で忙しい日々を過ごしている海東さん。プライベートについても少し教えてもらいました。
「一人暮らしなんで食事なんかはほとんど総菜店で買っています。自分でする料理は米を炊くぐらいですか(笑)。いつかいい人ができたら、カレーを作ってもらいたいですね」
ではその“いい人”を、どうやって見つけるのでしょうか。
「もちろん大事なのは人間性ですけど、外見的なことについては、まずその人の目を見ますかね…。印象に残る瞳っていいですよね」 |