interview
City Selection
運命を感じた舞台、空回りするほど気合が入っています
安田顕
[7/4]
マンガが大好き! 素顔はとってもチャーミングな20歳
鈴木杏
[6/20]
これで撮りたいモノが分かったから、今は映画が楽しいな
北野武
[6/13]
ありのままの自分を、素直に表現した“裏メニュー”を解禁
ふかわりょう
[6/6]
バックナンバー
この人に会いたい
僕の歌がのどを潤す“水”のような存在になってくれたらうれしい
石井竜也
[4/18]
10周年の節目に、
新しいことに挑戦
BONNIE PINK
[6/28]
一緒に苦労したやつら
と番組をやれたら最高
次長課長
[12/14]
バックナンバー

映画の情報満載「シネくら」も見てね!

City Selection
2004.6/2 更新
輝くような自然体で、公私ともに“円熟のとき”
ダイアン・レイン

 「運命の女」で大胆なセックスシーンに挑んで、オスカーにノミネートされたダイアン・レイン。
 「おかげで、数多くの脚本が舞い込むようになったわ。量も質もね」
 そんな彼女の新作が「トスカーナの休日」だ。夫から突然、離婚された作家が旅先のイタリア・トスカーナの田舎で過ごすうち、やがて傷ついた心が癒され、人生の喜びを見いだしていくという物語。ダイアンは主人公のフランシスを演じている。

 「メッセージの内容がとてもポジティブで、コメディーの要素がある点にもひかれたわ。それに、私もフランシスと似たような体験をしているの。だから役作りは自分の過去を思い出せばよかっただけなのよ(笑)」

 笑顔を浮かべて話すけれど、娘までもうけた俳優クリストファー・ランバートとの離婚はつらかったようだ。

 「私も愛を失ったとき、絶望した。世の中でこんな悲しい思いをしているのは私だけって。だけど、フランシスがトスカーナで気づいたように、人はみんな同じようにつらい経験をして、押しつぶされそうになりながらもそれを乗り越えてこそ、次の愛が得られるんだなって思えたの。実際、違う人生が始まったのよ」

 そう語る彼女の薬指には、熱愛中の俳優ジョシュ・ブローリンから贈られたダイヤの婚約指輪が光る。天才子役としてスタートした女優人生だが、別離や挫折などを経て、39歳にして、再びトップに返り咲いた。

 「ハリウッドの中で、女優が年をとることは簡単じゃないわ。確かにラブシーンは年々減ってるし。でも、それはスクリーンの中だけのこと。プライベートではいつまでもラブシーンは減らさないようにしたいわ」

 満面の笑みを浮かべたダイアンは輝くように美しかった。大人の女優として、今まさに充実の時を迎えているのかもしれない。

(映画ライター 前田かおり)

ダイアン・レイン
プロフィール
ダイアン・レイン
1965年、ニューヨーク生まれ。演劇コーチの父親と歌手の母親を持ち、6歳で舞台デビュー。79年「リトル・ロマンス」で映画デビューし、天才子役として名をはせる。80年代には「アウトサイダー」「ランブルフィッシュ」などのフランシス・フォード・コッポラ監督作に出演。88年に結婚した俳優クリストファー・ランバートと一女をもうけたが、94年に離婚。2002年リチャード・ギアと共演の「運命の女」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

Photo:Greg Williams
(c) Buena Vista International Inc.

トスカーナの休日
「トスカーナの休日」は6月12日(土)からBunkamuraル・シネマ、川崎チネチッタほかで公開(配給/ブエナ ビスタ)

(c) TOUCHSTONE PICTURES