「おりものは、女性ホルモンの影響を受けて分泌されるもの。量には個人差があり、年齢や月経周期によっても、状態が変わってくるんですよ」と婦人科医師の中村理英子さん。そもそも、おりものとは?
「子宮や膣(ちつ)から分泌されるさまざまな粘液や古い細胞などが混じった分泌液です。おりものには、膣を酸性に保って雑菌から守り、排卵期に精子を子宮内に導くなどの役目があります」
おりものの異常から発見される女性特有の病気は多いといいます。チェックしておきたいのは、おりものの色や形状、ニオイなどの変化。「正常なおりものは、無色か半透明の乳白色。無臭または甘酸っぱいニオイがして、通常はサラッとした状態です」。下着に付着して乾くと、薄い黄色に変色したり、酸味のあるニオイに変わることもあるそう。
「排卵期のおりものは、ドロッとしたゼリー状に変わります。排卵性出血といい、排卵期に少量の出血がある人は、おりものが茶色っぽくなることも。これは3日間程度なら心配ありません。それ以外でおりものの量が増えたり、いつもと色や形状、ニオイが違ったりする場合は、何らかの病気にかかっている可能性があります(表参照)」。おかしいなと思ったら、自分で判断せず早めに婦人科を受診することが大切です。
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