着付け教室で知り合ったほかの会社の友達に紹介されて、「牙の会」のメンバーになったという大木崇子さん。かなり個性の強いメンバーが集まっているだけに、最初はどうしたらいいか分からなかったそう。「みなさんのテンションに圧倒されました。でも、辞めるのはいつでもできるし、きっかけがあるんだったら、そこから動き出さないと何も始まらないな、と自分を励ます気持ちで、最初のうちは結構がんばっていました(笑)」
会社勤めをしていると会社と家との往復だけで、会う人たちもいつも同じになってしまう、と大木さんは言います。「でも、ここに来てみれば、年齢も仕事もさまざまですし、いろんな立場の方がいらっしゃいます。話をどう合わせればいいか、苦労する面はあるんですけれども、お話を聞いたり、そういう場に自分を置いてみるだけでも、だいぶ刺激になると思います」
入会して8年になるという須賀直美さんは、会社以外の友達ができたのが大きいと言います。「女性って、結婚して家庭を持つ年齢になると気軽に会える友達が減っていきますよね。そういうとき、どうやって会社以外の人脈を広げて、会社以外の話題を持っていられるか、というのはOLとしてポイントだと思っていました。会社の友達とも飲みに行ったり買い物に行ったりしますが、ちょっとした拍子に仕事の話が出てしまう。そうではなくて、仕事から離れて、会社とは関係のない人と普通の会話がしたい、と思っていました」
ときには、ちょっとした相談に乗ってもらうこともあるとか。「女性同士だと慰め合う感じになってしまいますが、男性は見方が違うので、ここでの年配の男性の助言は本当に貴重です」
もともと人見知りが激しかったという須賀さんは、この会に参加するようになって、会社の中でも、ある程度いろんな人と付き合えるようになったそう。「ここで人見知りはしていられないですから(笑)」 |