大谷由美子の元気が出るコーチング
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化粧する
2007.3/7更新

 落ち込んだとき、気分がめいっているとき、化粧をすると気分が変わった。そんな経験、大抵の女性ならしているはず。私もその一人。私はそんなに化粧が得意じゃないけれど、仕事先でメイクをしてもらう機会が結構ある。鏡の中の自分が違う自分になっていくだけで、ワクワクドキドキしてくる。そして「この仕事が終わった後、どこに行こうかなあ」なんて考え始めている自分がいたりする。

 医学博士の岡田富雄先生がおっしゃっていた。先生はメイクに対するたくさんの女性のデータを持っておられる。多くの女性が、気に入ったメイクができると、「外出したくなる」「自信が持てる」「うきうきする」と答えている。つまり、気に入ったメイクができたとき、元気になれる女性は多いということ。私の友人の女性は、勝負口紅というのを持っている。「この口紅を引いた瞬間に“この仕事を絶対にものにする”という気分になる」らしい。「昔の彼に会うときには、絶対メイクの手を抜かない」という女性も知っている。「だって“俺の元カノっていい女だったよなあ”って思わせたいじゃん」と彼女は言う。

 化粧をすると気が引き締まる瞬間ってある。私もセミナーの前に口紅を引く瞬間、「今日もパワー全開で行くぞー」と言い聞かせている。祖父が亡くなったとき、めっちゃ泣いていたはずの祖母が、お葬式の日にはちゃんと化粧をしていた。私の母が「何ゆっくり化粧しているのよ」と責めたら、おばあちゃんから返ってきた言葉。「だって、たくさんの人に見られるもの」。思わずみんな笑ってしまった。 化粧も自分を元気にしてくれるツール。

大谷 由里子
大谷 由里子
(おおたに・ゆりこ)
吉本興業で、故横山やすしのマネジャーを務め、宮川大助・花子などのタレントの売り出しにも成功。結婚退社の後、ベンチャー企業を立ち上げ社長に。現在は、「感じて、興味をもって、動く人づくり」をテーマに(有)志縁塾の代表を務める