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チャレンジ
2006.11/29 更新

 私には毎年チャレンジしていることがある。それは「新春特別講演会」。広島は100人、大阪は300人、東京は800人の会場で講演会を新年に行っている。「大谷さんの一般参加OKの講演会をやってください」の声から始めたこの講演会。2007年で3回目になる。でもこれ、口で言うほど簡単じゃない。1000枚近いチケットを届けるのも一苦労。あちこちに頭を下げて回っている。「またチケットを売りに来たの?」と言う心ない人もいる。「何でこんなこと始めたんだろう?」と落ち込むときもある。それでも、なぜチャレンジできるかというと、やっぱり応援してくれる人がいるから。毎年来てくれる人がいるから。シティの読者の皆さまも含めて、本当に「ありがたいな」って思っている。

 人に「チャレンジしようよ!」って言っているからには、自分がチャレンジしている姿も見てもらいたい。吉本興業時代、桂三枝さん、明石家さんまさん、今いくよ・くるよさんが、毎年、落語会や舞台やコンサートにチャレンジしている姿を見せてもらった。もちろん、今でもチャレンジされている。当時は「何で、わざわざこんなことするんだろ?」と思っていたけれど、今は少しだけ、そんな人たちの気持ちが分かる。あの人たちは、自分にチャレンジしていたんだと。

 やらなくてもいいことだけど、やっているから気づくこと、見えてくるものがある。これを読んで、少しでも興味を持ってくださった方、ぜひ「新春特別講演会」にいらしてください。あなたのチャレンジの種も見つかるかも。

大谷 由里子
大谷 由里子
(おおたに・ゆりこ)
吉本興業で、故横山やすしのマネジャーを務め、宮川大助・花子などのタレントの売り出しにも成功。結婚退社の後、ベンチャー企業を立ち上げ社長に。現在は、「感じて、興味をもって、動く人づくり」をテーマに(有)志縁塾の代表を務める