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怒る
2006.10/18 更新

 私だって、人間。しょっちゅう怒ってます。相手は、部下だったり、お客さんだったり。「なんで、その仕事抜けてたの!」「だったら、早く言ってよ」「そんな話聞いてない」などなど、誰かにビデオで撮影されて、「大谷さん、普段は偉そうなこと言ってるくせに…」なんて突っ込まれたら、めっちゃ恥ずかしい。

 感情だけで「怒る」って良くない。カーッとなって、いらんこと言って、人間関係が気まずくなるなんて避けたい。だからできるだけ違うことを考えたり、ちょっと外に出たりして、何とか感情を静める努力をするようにしている。

 でも、私のジャーナリストの友人は、「大谷さん、やっぱり、“怒る”って大切だよ」と言う。「怒るって感情がないと、改革なんてできないよ」と。「ふーん」と聞いていたけれどハッとした。まさに私の原点も「怒り」だったわ。怒るイコール悪いことばかりじゃない。

 イベント会社をやっていたころの私は、いろんなセミナー講師のブッキングをしていた。「なんで、こんなにお金かけて講師を呼んでいるのに、面白くないねん」「なんで、お金をもらって仕事をしているくせに、この会社のことをこんなに分かってないねん!」と怒り、「どうせやったら、研修担当者から“今日は、こんなステキなセミナーをありがとう”と言われるような研修やセミナーに変えてやる!」という思いから、今の仕事がスタートした。  「怒る」って、エネルギーの源でもある。できたら、「怒る」を「良い怒る」にして、良いエネルギーにしたい。そして身の回りで良いプチ改革しよーぜ!

大谷 由里子
大谷 由里子
(おおたに・ゆりこ)
吉本興業で、故横山やすしのマネジャーを務め、宮川大助・花子などのタレントの売り出しにも成功。結婚退社の後、ベンチャー企業を立ち上げ社長に。現在は、「感じて、興味をもって、動く人づくり」をテーマに(有)志縁塾の代表を務める