大切なことは、大切なものを見失わないこと!と思っている。分かっていても、人ってつい忘れてしまう。家族の大切さ、友人の大切さ、仲間の大切さなど、本当はとても大切なものなのに、日々に流されていると大切さを忘れてしまう。
それどころか、失ってから初めて何が大切だったのかを気づかされることもある。最近友人が、母親をがんで亡くした。「ほんとに、近くにいてくれて当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃなかったんですよね」と、彼はしみじみと私に語った。「母親を亡くしてから“あれもしてあげていればよかった”“これもしてあげておけばよかった”と思うことばかりなんです。でも全部、後の祭りなんです」
仕事ばかりしているうちに、彼がほかの女性と恋愛してしまった。そのうちに親孝行すればいいと思っていたら、母親が倒れてしまった…。そして、その時になって初めて、大切なものだったことに気づく。けれど遅すぎた。などという経験を持つ人はいるはず。私も2年前に父親が事故に遭って寝たきりになるまで、そんな日が来るなんて夢にも思っていなかったし、親を大切にすることなんて、日々の生活に流されて忘れていた。
大切なものを見失わないためにも、日々何が大切なのかと向き合っておくことが必要。だから最近、できるだけ移動中に自分の大切なものベスト3を考えるようにしている。もちろんその3つは、日々変わる。だけど、考えることによって、「今失いたくないもの」だけは、はっきりしてくる。 |