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体は借り物
2006.3/22 更新

 私ももうすぐ43歳。体力だって落ちてるし、肌だって衰えてくるし、目も若干悪くなったりして、自分と向かい合うと落ち込むことっていっぱいある。時には、20代のメンバーがうらやましくなるし、コンプレックスの塊になってしまうことだってある。そして、私らしくもないけど、「年には勝てないよなあ」なんて、ぼやいてしまうこともある。

 そんなときに、私のビジネスパートナーの一人で、38歳で孫ができて、おじいちゃんになった42歳の島田くんはこう言ってくれる。「体は借り物ですよ。僕は、いつまでも心の若い大谷さんが大好きですよ」。この言葉に支えられて、「やっぱり、心だけでも若さを保つぞー」と、単純な私は復活する。

 20代のときには、肌も水をはじいたのに、最近は、絶対に水を吸収する肌になっていると思う。夜更かししても絶対に次の日に顔に出なかったのに、今は目の下にクマができている。そんな自分を認めたくないと思いつつも、体への老いは誰にでも必ずやってくる。必死でいろいろ試して抵抗しているが、それでも効果があるかどうか不安。

 だけど、心は違う。自分の努力でいくらでも若返ることができる。好奇心を持って、いろんなことに感動して、毎日、ワクワク、ドキドキしているだけで、若返っていくことを体感できる。私は、島田くんに言われた「体は借り物」という言葉が大好き。それに文明が進んだら、誰かが新しい体を開発してくれるかも!? そんなことを思いつつ、心だけは、いつまでも若々しくありたいと感じている。

大谷 由里子
大谷 由里子
(おおたに・ゆりこ)
吉本興業で、故横山やすしのマネジャーを務め、宮川大助・花子などのタレントの売り出しにも成功。結婚退社の後、ベンチャー企業を立ち上げ社長に。現在は、「感じて、興味をもって、動く人づくり」をテーマに(有)志縁塾の代表を務める