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テストする
2005.8/31 更新

 わが社の社長は大学生だし、スタッフや私たちが主宰する私塾にも大学生が数人いる。必然的にある時期になると、「テストが…」なんて言葉が飛び交う。今まで「システム構築の改善点」などと会社のことを議論していたメンバーが、急に「中国語どうしよう?」なんてやっている。そのたびに「頑張れよ。私にはもうテストなんてないもんね」と笑ってきた。

 ところが先日、電気系統を点検・チェックする会社を経営する友人に「テストって何のためにすると思う?」と言われ、ハッとした。「ちゃんと機能しているか、成長しているかどうかを調べるためだよ」という言葉に、私は思わず「…」。「テストしなければ、どこか壊れていても気づかないまま過ごしているかもしれない。人だって自分自身をテストしなければ、成長が止まってしまうよ」。確かに社会人になってテストはなくなった。そして、自分でどれだけ知識が増えたか、どれだけ成長したかを測ることもしてこなかった。ただ知識を詰め込んでテストされていた学生時代が正しいとも思わないけれど、そこまで本気で勉強することがないのも事実。たまには「自分をテストしてみることも大切かも」と思った。

 その話を別の友人に話すと、日本経済新聞社がやっているテストがあると教えてくれた。「大谷さんも受けてみる?」と誘ってくれたけれど断った。「もし受けたら何点くらいなんだろう?」と考えるだけでブルーになった。でもたまには、いろんな形で自分をテストして、成長しているかどうかをチェックするって大切。

大谷 由里子
大谷 由里子
(おおたに・ゆりこ)
吉本興業で、故横山やすしのマネジャーを務め、宮川大助・花子などのタレントの売り出しにも成功。結婚退社の後、ベンチャー企業を立ち上げ社長に。現在は、生涯学習開発財団認定コーチ