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空気を読む
2005.8/3 更新

 空気が読めない人間は嫌われる。例えば、合コンなどで誰も望んでないのに、「私は、よく気の付くオンナよ」とばかりに水割り作りに専念している人。さりげなく、「作ろうか?」と言ってくれるとうれしいけれど、せかせかと作られるとうっとうしかったりする。こういう人を“空気を読んでない人”という。

 みんなが楽しい話で盛り上がっているのに、突然自分の話題を始めてしまう人もそう。かつて私も、関西人の悲しいさがで、「盛り上げなくては…」と不必要なことを言ってしまって「空気を読め」と怒られたことが何回もある。

 これは話をする相手によっても違う。例えば「失恋した」という話でも、「新しい出会いを求めて合コンでもやろうよ」と言ってほしい人もいれば、「つらいね」と言ってほしい人もいる。仕事も同じ。厳しく言われることが好きな人もいれば、優しく段取りを言ってほしい人もいる。相手が何を望んでいるかは、勘を働かせたり、その場の空気を読むしかない。

 空気を読むのは難しいけど、空気を読めない人はすぐに分かる。まず人のことを見ていない人。人の話を聞いていない。何よりもその場全体を把握していない。だから突然、誰も望んでない行動をしたり、とんでもないことを言ったりする。じゃあ、空気を読める人になるためにはどうすればいいか。まず、全体をちゃんと見ることが大切。そして、その中での自分の役割を把握しておくことが大切。分からないときは素直に、「私がここで、何をしたらうれしいですか?」と聞けばいい。つまらないことで嫌われない秘けつ。

大谷 由里子
大谷 由里子
(おおたに・ゆりこ)
吉本興業で、故横山やすしのマネジャーを務め、宮川大助・花子などのタレントの売り出しにも成功。結婚退社の後、ベンチャー企業を立ち上げ社長に。現在は、生涯学習開発財団認定コーチ