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視点を変える
2005.3/16 更新
 コーチングの研修では、よく「視点を変える」ということをやります。視点を変える訓練をするだけで、人間、結構プラス思考になれます。今回は、そのテクニックを伝授します。このスキルを身につけると結構楽しいですよ。
 まず、自分が嫌いな人を想像してください。そして、どこが嫌いなのかを3つ書いてみてください。例えば、「文句ばかり言う」「人の話を聞かない」「けち」だったとします。この3つをじっくりと見ながら、これらをプラスの視点から見るとどんな言葉になるかを考えます。
 これって、結構難しくてなかなか出てきません。でも、ずっと考えていると出てくるんです。例えば、「文句ばかり言う」をプラスの言葉に変えると、「時間に余裕がありすぎる」なんて感じでやります。「人の話をきかない」は、「自分の世界を持っている」。「けち」は、「お金のことをよく考えている」。バカバカしいと思うかもしれないけれど、視点を変えて、その人を動かす方法を考えると、全く違ってきます。今まで、「文句ばかり言う人」と思っていたのを「時間があり余っている人」だと考え、「あれもこれも文句言う暇がないくらいにやってもらおう」という発想に変えます。つまり、「どう言えば素直に動いてくれるか」という戦略を考えたらいいんです。
 こんなふうに発想を変えるだけで、相手との接し方も変わります。楽しく言葉遊びだと思って試してください。これをやることによって、あなたのボキャブラリーも増えます。当然のことだけど、ボキャブラリーが増えると世界が広がります。
大谷 由里子
大谷 由里子
(おおたに・ゆりこ)
吉本興業で、故横山やすしのマネジャーを務め、宮川大助・花子などのタレントの売り出しにも成功。結婚退社の後、ベンチャー企業を立ち上げ社長に。現在は、生涯学習開発財団認定コーチ