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ライバルを意識する
2005.3/2 更新
 ライバルはいますか? なぜそんなことを聞くかというと、私の尊敬する、かつて私の吉本興業時代の上司だった木村政雄さんに講師を頼んだときに、「僕は大谷くんがライバルです」とおっしゃったんです。「彼女は僕より先に独立することを経験しているし、僕がやりたかった人材育成という仕事も先にやっている。僕は彼女の後ろから付いて行ってるんです。もっとも、彼女のやることを見て、彼女の失敗を参考に地雷を踏まないように気を付けてます」と、最後には笑いに持っていかれましたが。木村政雄さんが、私がライバルなんてことを本気でおっしゃっているとは思わないけれど、確かに良い意味でライバルがいるって、お互いに成長できそうでいいですよね。
 アーティストなども、よく「○○がライバル」とか「○○を超えたい」というセリフを言いますよね。ライバルをしっかり意識することによって、目指すものや目的がはっきりしたりする。目標をしっかり持つために良いライバルを持つってすごくいいことのはず。身近に良いライバルがいると、お互いに刺激し合って切磋琢磨(せっさたくま)できて、モチベーションも上がりそう。人が成長するためには、時には、素直に良い意味での「くやしい」という感情を持つことも大切。くやしいと思うからこそ、勉強したり努力する。
 そう思うと私のライバルは明らかにわが娘である。15歳の彼女は、音楽からタレントまで新しい情報を次から次に仕入れてくる。しかも、私より脚も長いし身長もある。だのに私よりも体重は軽い。何でやねん!
大谷 由里子
大谷 由里子
(おおたに・ゆりこ)
吉本興業で、故横山やすしのマネジャーを務め、宮川大助・花子などのタレントの売り出しにも成功。結婚退社の後、ベンチャー企業を立ち上げ社長に。現在は、生涯学習開発財団認定コーチ