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[vol.76]
ツライことがあっても
2005.2/2 更新

 大谷さんって、毎日楽しそうですねと言われる。確かに日々充実しているし、毎日が楽しい。でも、ツライことがないのかと言われると、あるに決まっている。仕事でツライことはまだ乗り越えられる。だけど、年齢となると結構心境的には複雑。
 だけど、世間はそんな私の気持ちも知らず口撃してくる。23歳のわが社の社長といると、「息子さんですか?」。誰が息子やねん!? もっとも、娘が15歳なんだからそう言われても仕方がない。大学生2人とお茶を飲んでいて、ふと思った。「この姿、どう見てもお母さんと子供2人にしか見えないよなあ」。娘のジーパンを干そうとしたら、私のジーパンより長い。つまり、彼女のほうが脚が長い。なのに、はいてみようとしたら太ももが入らない。かなりショック。その話を娘にしたら、「体形が全く違うことに気付いてね。ママと同じ体形だったら私が困るやん」とのこと。
 私の同年代の友人の一人が言った。「この間、元彼と会ってちょっといい雰囲気になったんだけど、思いとどまったわ」「なんで?」「今の体、見せられると思う!? 体重は同じでも、肉がついてる場所が違い過ぎるわ」。かなり共感。
 ちとツライけど、仕方がない。誰にだって、ツライことはいっぱいある。だけど、それを受け止めるしかない。素直に受け止めて、笑いにしながら、結局は自分の内面を磨くしかないんだよなあ。ツライことを踏み台に、何か新しいことにチャレンジするというのもいい。そう、ツライことを受け止めるからこそ、前向きになれる。
大谷 由里子

大谷 由里子
(おおたに・ゆりこ)

吉本興業で、故横山やすしのマネジャーを務め、宮川大助・花子などのタレントの売り出しにも成功。結婚退社の後、ベンチャー企業を立ち上げ社長に。現在は、生涯学習開発財団認定コーチ