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[2003年12月12日号]
イマ旬スポーツマン
手ごたえ十分! 
バミューダ初の冬季五輪メダリストの予感
スケルトン
パトリック・シングルトン
(バミューダ)
長野大会以降、そのまま日本で働きはじめたパトリック・シングルトン。現在は、ブルームバーグでテレビの仕事をしている。仕事が終わった後にトレーニング。大会ごとに海外遠征をする日々。フレンドリーな性格で日本人の友達も多い
パトリック・シングルトンさん

 氷のコースを瞬間に滑り落ちるそり競技、リュージュ。長野、ソルトレークシティーと、冬季オリンピックに2大会連続出場を果たしたバミューダ出身の選手がいる。それがパトリック・シングルトン(28歳)。
 「子供のころ、祖母が作ってくれたタイヤ付きのソリで丘を滑って遊んだ。ゴーカートみたいで楽しくて、それが原体験かな」
 ソルトレークシティー大会では2月の寒さの中、たった1人のバミューダ代表選手として、赤いバミューダパンツをはいて入場行進したのが話題となった。 
 「(バミューダ出身で)なぜリュージュなの?とよく驚かれます。でも、人工のリュージュトラックは世界に14本しかない。オリンピックチャンピオンはイタリア人だけど、イタリアにだってそのトラックはない。だから出身がどこであろうと関係ないってこと」
 楽しいからという理由でリュージュをスタート、徐々に勝利する楽しみを覚え、そしてオリンピックへ。「長野大会は本当にファンタスティックだった」と言う。きちんとした大会の運営、親切な人々、観客の熱い声援、そして27位という結果。「まだ若くて、それほど経験がなかったにしては良い結果が出せた」
 そして今年、リュージュからスケルトンに転向。足を下にして滑るリュージュとは逆に、頭を下にして滑るもの。まだ新しい競技だけに、メダルを取るチャンスは大きいと意気込む。11月の今季最初の試合では5位につけ、手ごたえと自信を感じている。
 「冬季オリンピックでバミューダ初のメダリストになりたい。アマチュアスポーツマンとしてのゴールはメダル獲得だと思うから」
前2回のオリンピックはリュージュで参加。2006年はスケルトンでメダルを狙う
スケルトン
SPORTS TOPICS スケルトン
 スケルトンは、全長1300〜1500mのボブスレー・リュージュ兼用の氷で作られたコースを鉄製のソリで滑り降り、そのタイムを競うもの。最高スピードは約時速130kmに達することも。頭を前にして、腹ばいになって滑るのが特徴。2002年冬季オリンピック・ソルトレークシティー大会で、日本人では越和宏選手が8位入賞を果たしている。
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