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イマ旬スポーツマン
時速350kmの中でも冷静に―
穏やかな笑顔に秘める強い闘志
インディカーレース ロジャー安川
(スーパーアグリフェルナンデス・レーシング)
■プロフィル
1977年10月10日カリフォルニア生まれ。身長170cm、体重67kg。日本の小学校を卒業後、ロサンゼルスに行きカートの勉強を始め、13歳でゴーカートレースに初挑戦。その後イタリア、アメリカで経験を積み、2002年オーバルサーキット、アトランティック・シリーズで1勝を挙げる。今季は日本人初のインディカー・シリーズフル参戦を果たす
http://www.l-and-s.co.jp/
■今後のレース予定
9月21日(日)第15戦フォンタナ インディ400(カリフォルニア・スピードウェイ)、10月12日(日)第16戦フォートワース インディ500(テキサス・スピードウェイ)
[2003年9月12日号]
ロジャー安川


 時速350km、全く想像もつかないスピードで2時間も走る間、ドライバーはどんな気持ちでいるのだろう。ロジャー安川にたずねると、少し考えた後、柔らかな笑顔が返ってきた。
 「レース中は忙しいんですよ。無線でピットと話したり、5〜10台の車がひしめいている中、ほかの車とタイヤが前後50cmのところまで近づくこともあるので気を付けたり。頭は冷静でいながら、テンションは高いですね」
 レース後も「ストレスから解放された感じで疲れはない」というから驚く。口調からは常に激しいレースを戦っているとは思えない、穏やかな人柄がうかがえるが、自分の持ち味は「接近戦でもアグレッシブになれる余裕」と語る。
 アメリカでF1をしのぐ人気の「インディカー・シリーズ」に、ロジャー安川は今年から参戦。16戦フルに参加する初めての日本人である。F1のチームスタッフをしていた父親の影響で、物心ついたときからサーキットや車にかかわりの強い生活をしていた。
中学からイタリアにカート留学。現在は生まれ育ったロサンゼルスに住む、バリバリの国際派。
 「25歳でトップカテゴリーに入ってレースができる目標が達成できたから、今後チームとともに着実にレベルを上げていきたい」
Michael KIM/ 
ZEROBORDER
 静かな闘志と実行力、それが彼の武器に違いない。
SPORTS TOPICS インディカー
 1周1マイル(1609m)から2.5マイルのオーバル(だ円)コースを、平均時速350kmで周回するカーレース。インディカー・シリーズは、世界三大カーレースの1つで、40万人が集まるという世界最大のモータースポーツイベント「インディ500」をメーンイベントに年間16戦開催。今年はロジャーのほか、高木虎之介、服部茂章と日本人3選手の参戦も大きな話題に。
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