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イマ旬スポーツマン
優勝チームからの完全移籍で
引っ張る立場に変わって得た充実感
サッカー 金沢 浄 (FC東京)
■プロフィル
背番号17、DF。かなざわ・じょう。1976年7月9日埼玉県生まれ。身長173cm、体重71kg。武南高→国士舘大→ジュビロ磐田→FC東京。攻守にわたりダイナミックに躍動する左サイドのスペシャリスト。守備の堅実さはもちろん、左足からのクロスやシュートの精度も高い
■次の試合予定
J1リーグ1stステージ第13節 対清水エスパルス=7月19日(土)午後7時、味の素スタジアム。第14節 対京都パープルサンガ=27日(日)午後7時、国立競技場。
プレシーズンマッチ 対レアル・マドリード=8月5日(火)午後7時、国立競技場
http://www.fctokyo.co.jp/
[2003年7月11日号]
金沢 浄さん


 自分の持ち味は?という質問への答えは、「ミスをしないプレー」。もちろん大切なことだが、これを自ら特徴と言う選手はなかなかいない。それが金沢浄である。昨年まで、Jリーグで初のファースト・セカンド両ステージを制覇した王者・ジュビロ磐田に所属。そこでの役割は主に、勝っている状態で後半途中から投入されて守りきるというもの。堅実な働きで優勝に貢献したが、今年から完全移籍の形でFC東京に加わった。
 「移籍して変わったのは意識かな。ジュビロでは自分より年上の選手が多かったけれど、FC東京は若いチームだし僕が上の方になるわけだから引っ張っていくという、その違いはあります。声も出しているし」
 シーズンスタートから10試合はすべて先発出場。試合に出るという目標をクリアし、左サイドから攻守でチームをリードしている。充実感も大きいのでは。
 「とりあえず出られているのはいい。思った以上にできている部分とそうでない部分があります。ただ、勝ったときの喜びは大きいですね。1つ勝つことが大変なことだと思うし。その充実感はあります」
 日本代表候補として、サッカー誌に取り上げられるほどの選手ながら、日本代表への欲はあまりないと言う。海外でプレーしてみたいという気持ちも特にない。「派手さはないので堅実に」と自分で言うように、性格もプレーとまさに同様。客観的な視点を常に持ち、冷静に判断する。ただ、強いのは「いい経験をしたい」という気持ち。強いチームで4年間経験を積み、新しい若いチームへの完全移籍は、その気持ちや覚悟が導いた形に違いない。
 「試合に出続けて納得のいくプレーをして、充実できる試合を増やすこと。そして、FC東京として何らかのタイトルを取りたい。これからのチームだと思いますし、僕も得るものがあればいいと思います」
 
守備と攻撃のバランスがいい金沢は、ミスの少ない安定性でも評価が高い
(c) FC東京
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