イマ旬スポーツマン
エクステラを経て今、
アテネへの照準は定まった!
マウンテンバイク X-TERRA 湯本優
■プロフィル
ゆもと・ゆう。1978年9月4日千葉県生まれ。15歳でマウンテンバイクを始め、95、96年に世界選手権ジュニア日本代表に、2000年は世界選手権大会日本代表に選出。現在はX-TERRAでも世界のトップを狙う。順天堂大学医学部に籍を置き、将来はスポーツドクターを目指す
http://www.yuyumoto.com/  http://www.l-and-s.co.jp
■次の主な試合予定
7月20日(日)MTB全日本選手権 石川県瀬名高原スキー場、9月21日(日)MTBアジア選手権大会 青森県モヤヒルズスキー場


 「今の目標は、来年のアテネオリンピックにマウンテンバイク競技(MTB)で出場することです」
 真っすぐなまなざしと明るい笑顔に、迷いのない性格が表れている湯本優。15歳でMTBを始め、その2年後には全日本ジュニア代表になるほどの才能の持ち主である。前回のシドニーオリンピックでは、出場権獲得が有力視されていたものの、選考大会でまさかの失敗。今回、期するところはもちろん大きい。そのために、籍を置く大学(医学部)を説得し、ほとんど前例のない2年間の休学を認めてもらった。将来のスポーツドクターには、この2年が貴重な体験になるはずである。
 湯本はMTBのほかに、2000年からエクステラ(X-TERRA)の大会にも出場。これは自然色が強いトライアスロン。海や湖での水泳1.5km、MTB30km、トレイルラン11kmを組み合わせた、自然を生かしたオフロードレースで、こちらも世界のトップクラスを競っている。
 「もともと海が好きで、サーフィンは今も趣味でやっているくらい。一つのことだけより、スポーツ全般が好きなんで、アドベンチャー要素の強いエクステラは面白いですよ」
 “基本的に自然からパワーをもらっている”という湯本には、自然の中で泳ぐ、こぐ、走る競技は新鮮だった。何より常に何かを求めていく、いい意味で欲張りな性格に合っていた。
 「自然が相手で、ロケーションも毎回違って、天候なども二度と同じ条件では戦えない。その“土地”に自分が合わせられるようになってきましたね」
 昨年までは集中してエクステラの大会に出場してきたが、今年から、またMTBの大会に精力的に出場。毎週海外や日本を飛び回っている。
 「MTBのレースで、どれだけエクステラの経験が形になるのか楽しみです。新鮮な気持ちで、目標に向かってがんばります」


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