| イングランドのプレミアリーグに来て1年4カ月がたった11月3日、この日は稲本潤一にとって意義のある日となる。フラム対アーセナル―稲本が昨年所属していたビッグクラブとの対戦である。陽光が差し込むロンドンのロフタス・ロードでその試合は行われた。 |
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| 「フラムで実績を残したい」、これは今年7月にフラム移籍が決まった後の彼の発言。「ここで自分のポジションを確立し、日本から来た選手がプレミアリーグで活躍できるんだってことを見せる責任があると思っています」 |
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| アーセナルではリーグ戦の出場機会に恵まれず歯がゆい思いを体験。しかし彼がイングランドの地でどれだけ成長していたかは、6月のW杯で証明済み。ベルギー戦での逆転ゴール、ロシア戦での決勝ゴールは今年最も日本を感動させた出来事といっても過言ではない。その活躍後、試合に出場できる場を求めて、同じくプレミアリーグのフラムに移籍を決める。 |
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| アーセナルとの試合では、1点負けている状況で後半9分から途中出場。 |
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| ディフェンスからフォワードにボールを大きく入れるそれまでのカウンターサッカーから、稲本を経由する機能的なサッカーに徐々にチェンジ。フリーキックやコーナーキックはすべて稲本がけるゲームメーカーぶりを発揮したが、結局試合はそのまま0対1で負けた。終了後、稲本はサポーターの声援に誰よりも手を振ってこたえ、アンリやシウバら昨年の同僚たちと、笑顔で握手を交わしていた。アーセナルの監督、アーセン・ベンゲルには「彼のコーナーキックは脅威だったし、本当に成長したと思う」と言わしめた。 |
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| プレミアリーグでの見習い期間は終わり、これからが真の実力を発揮し、成長する時―そんな儀式を済ませたような、稲本の表情はとてもすがすがしいものだった。 |
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| 芝の美しいスタジアム「ロフタス・ロード」で、フラムの今季のホームゲームが行われる |
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