アメリカンフットボールの一部リーグ・Xリーグに昇格したばかりのIBM BigBlue。2戦目にして初勝利を収め、勢いに乗っているこのチームの、志気を高めているのが天谷亮仁、29歳。「周りの期待を裏切りたくない」という気持ちを持って、このシーズンに臨んでいる。 |
 |
| 期待が高まるのも当然で、2001年、2002年にプロ最高峰リーグNFLの登竜門といわれる、NFLヨーロッパのプロテストに合格、ラインファイアーの一員として2シーズン参加している。「最初はやはり緊張した」というが、その活躍が認められ、今夏にNFL・レッドスキンズのキャンプに10日間参加。 |
 |
| 「何事も準備をしておかないとダメな方なんですが、しすぎてもよくない。今年は合宿参加が2回目だったから“準備しすぎ”(笑)。最終的には行き当たりばったりの方がうまくいくタイプなんです」 |
|
 |
| 経験的にも年齢的にも、ベテランの域に入っているが、自分はキャプテンシーを発揮して引っ張るタイプではないという。チームのBigBlueでも、「プレーで見せて刺激を与えられれば」と考えている。それはプレー同様、選手としての“あり方”も―。天谷は平日は日本IBMの社員としての業務をこなす社会人プレーヤー。 |
 |
| 「アメフトでは土日だけプレーしている選手が結構います。自分が実力でしっかり海外に行けば、ほかの社会人選手にも刺激になると思う」 |
 |
| 2つの仕事を両立するスタイルに、しっかりと価値観を持ち、精神的な安定にもつなげている。「1つだけにすると逆にプレッシャーですね。このスタイルを続けて、もう1つ上のレベルに行きたい」 |
 |
| 高い意識を持って戦う選手がいるチーム。BigBlueの今年の活躍に注目したい。 |
|