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[2003年12月19日号]
 ユーモアと知性を兼ね備えた実力派女優
  ジェニファー・アニストン
City Selection
ジェニファー・アニストン
写真/ORIONPRESS
文/映画ライター・猿渡由紀
★ プロフィル ★
 1969年2月11日、米カリフォルニア州生まれ。ニューヨーク芸術高校卒業後、オフ・ブロードウェーの舞台に立つ。現在9シーズン目に突入した人気TVシリーズ「フレンズ」のレイチェル・グリーン役で人気を博し、エミー賞(2002年)、ゴールデングローブ賞を受賞。また、映画では「ピクチャー・パーフェクト/彼女が彼に決めた理由(わけ)」(97年)、「私の愛情の対象」(98年)、「ロック・スター」(2001年)などに出演。
ブルース・オールマイティ
「ブルース・オールマイティ」は12月20日(土)から日劇3ほかで公開(配給/UIP映画)
  ブラッド・ピットのハートを射止めたラッキーな女性―日本ではまだそんな印象が強いジェニファー・アニストンだが、アメリカではトップスター。ハリウッドのパワーリストでも、最近ではブラピより上位にランクされるほどなのだ。TVドラマ「フレンズ」で知られる彼女、映画に出るとなぜかぱっとしないことが多かったのだが、ジム・キャリーと共演した「ブルース・オールマイティ」は、この夏アメリカで大ヒットを記録した。
 「この映画の前に、ジムとは一度会ったことがあるだけ。映画では恋人役らしく息が合っていると言われるけど、全部演技(笑)。それが役者の仕事だもん」 
 コメディーの才能を高く評価され、エミー賞やゴールデングローブ賞も受賞しているジェニファーは、インタビューの間もぽんぽんと冗談が飛び出す。そんな彼女も、ジムの仕事ぶりには感嘆の連続だったとか。
 「ジムは、コメディアンとしては天才と言うほかないわね。とにかく、絶対はずさないのよ。意外にも、あまりアドリブはせず、最初に決めたやり方をわりと守るタイプだったわ」
 この映画でジェニファーが演じるのは、ブルース(ジム)の高校時代からの恋人グレース。テレビ局のアンカーマンを目指し、キャリアへの野心でいっぱいのブルースに悲しい思いをさせられながらも、けなげに見守るのが彼女だ。 
 「私も、ああいう男と付き合ったことはあるわ。とっとと別れればよかったのに、ずるずる引きずっちゃった。男の身勝手…よくある話よね。それでもグレースがブルースと別れられないのは、彼女は本当の彼を知っているからなのよ。今、彼が自分を見失っているだけなんだって、彼女は理解しているの」
 もちろん、今の彼女にとって、そんな恋愛は昔話。ブラピと結婚して3年になるが、ふたりの仲は相変わらず順調のよう。
 「マスコミによると、私たちは去年一度離婚しそうになって、その後仲直りしたらしいわね(笑)。彼と付き合い始めたときからすでに6年、あれこれ言われるのにも慣れたわ。そんなバカ話を聞くたびに、二人で笑い飛ばしているの」
 夫妻は最近、映画製作会社を立ち上げた。ジェニファーも現在2本の映画をプロデュース中で、今後は彼女のプロデューサーとしての手腕も注目されそうだ。
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