| 平凡な家庭を舞台に淡々とした映像で、最後に善と悪の逆転劇を描く。そんな、ひとクセある魅力的な映画「蛇イチゴ」で、いい加減なのに憎めない、口八丁手八丁の放蕩(とう)息子・周治を演じた宮迫博之さん。周治について、宮迫さんは「どれが本心なのか分からないヤツ。全部ホンマでもあるし全部ウソでもあるような。あの役は限りなく宮迫です」と言います。 |
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| 今回だけではなく、「ドラマや映画でのお芝居は、全部僕自身」なのだそう。「作って演技したり、“役になりきる”ほど器用じゃないので、役の中の一部分が、絶対にどこか自分なんです。そういう意味では、よっぽどコントの方が芝居してますよ。だって、どう考えたって、明らかにコントの“轟さん”は現実では不自然でありえない存在でしょ?(笑) あれこそ、なりきりの演技」 |
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| 彼にとっての映画の魅力を聞くと、「映画のフィルムの映像が大好き。テレビは何か音がないと間がもたないけど、映画のフィルムって、何も音がなくても映像だけで表現できる。その中に自分がいるのはとても快感でした」。 |
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| 役者として引っ張りダコだが、「自分はあくまで“お笑い芸人”」と言い切る。 |
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| 「本職は芸人。だから役者の世界でヘタクソと言われても気にならないし、緊張もしない。でも芸人の世界の先輩には絶対に嫌われたくないって(笑)。僕の緊張感が全く違うんですよ。芸人・宮迫の派生として、役者や音楽の宮迫があるので、ほかの役者さんや歌手の方に悪いような気がして、“僕、役者やってます”なんてとても言えません」 |
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| 最近の唯一の趣味は、ジッポ集めだとか。100個ほどの中から今日のお供は1940年代のモノ。「身の回りに、自分より年上のものってないでしょう? 僕より長く生きているのに“使える”なんて、尊敬します。ジッポって本当は“観賞する”ものなんだけど、使ってやらなきゃかわいそうだと思ってね。タバコをやめようと思うんですが、ジッポのためにやめられない(笑)」 |
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| さて、ここで読者の小林麻衣子さんから宮迫さんへ質問。 |
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| 小林 |
どんな映画が好きですか? |
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| 宮迫 |
出るのと見るのとは違って、見るのはヒネリのあるものよりハッピーエンドものが好き。そうじゃないのに感動したのは「カッコーの巣の上で」。 |
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| 小林 |
お休みの日は何をしていますか? |
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| 宮迫 |
家族で水族館に行ったり…普通ですよ。家にいるときにはなるべく子供と一緒にいたいし。(相方の)蛍原のプライベートは全く知らないですね。 |
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| 芸歴15年で中堅的存在の宮迫さんだが、「“永遠の若手”って言い張ろうと思って、後輩には対等に“兄さん”て呼ばせています」。 |
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| その“若手パワー”でますます活躍しそう。目が離せません! |