| 「100年たっても見られる映画を作りたかった」そんな思いで、田辺誠一さんが自ら監督した映画「ライフ・イズ・ジャーニー」。「LIFE」「ん」「ヤ」「No where」という4本の独立したショートフィルムで構成され、シンプルでありながらさりげないユーモアと、美しい映像は衝撃的だ。 |
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| 「人生は編集もやり直しもきかない1カットで流れていくもの。それを本でもテレビでも舞台でもなく、映画でしか表せない方法で表現してみたかったんです。特に“LIFE”は、あえてCGなどは使わず手作り感を出したかった。やっぱり100年たったときに、手作りの方が色あせないような気もします」。さらに“言葉”にもこだわりが。「世界中のどんな言語の人が見ても理解できる“セリフなし”の作品と、日本語を話す人にしか分からない、共通の言語を話す喜びを感じられる対極の作品を作ってみました」 |
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| 「ライフ・イズ・ジャーニー」は、6月21日(土)からシネクイントにてレイトショー |
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| 演じ手としての知名度が高い田辺さんだが、もともと彼の原点は作り手だ。この作品は、5年前から自ら企画、脚本を手がけたもの。今回一気に吐き出せた、と満足の様子。「俳優としての自分と、作り手としての自分とは全く別の人格に切り替わるというか、“俳優・田辺誠一”は、映画作りという自分の趣味のパトロン(笑)。俳優としての田辺がいるからこそ、こんなことをやったときに、少しは知ってもらうことができるし、協力してくださる方もいる。だから、俳優・田辺の名前をちゃっかり利用させてもらってる感じ(笑)」と、クールな風ぼうに反して、意外におちゃめで、潔い。 |
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| また、「人生とは自分の足で動くこと」。これは今回の映画、そして、自身のテーマでもある。「乗り物に乗って目的地に早く着くことではなく、自分の足のスピードを変えることで、周りの景色の見え方も、出会うものも違ってくることが人生だと思います」 |
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| そんな彼が日々意識していること。それは「僕のクセでもあるんですが、普段から周りのモノや人との“距離”を意識してみると、意外に面白いんですよ。距離を意識することは想像力。想像力を働かせて行動すれば、少しのことで距離感は変えることができる。これは僕の映画作りのヒントにもなっているんです」 |
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| 〈ライター・柏木直子(M2 company)〉 |
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