撮影/宮田知明 スタイリスト/篠塚奈美
 舞台初挑戦、
 自分なりのゴーストを
  沢村一樹
City Selection
プロフィル 1967年7月10日生まれ。鹿児島県出身。1996年「続・星の金貨」でドラマデビュー。その後、「ごくせん」「ショムニ」など数々のドラマに出演。NHK大河ドラマ「利家とまつ」では、初めての時代劇に挑戦。また、12月6日(金)〜22日(日)、テアトル銀座で上演される「ゴースト」では、舞台に初挑戦する。

 「ショムニ」「ごくせん」などのテレビドラマでおなじみの沢村一樹さんが、名作映画「ゴースト」の舞台劇で主役を演じる。不慮の死を遂げて幽霊となった男が恋人を守るために奮闘するというこの物語は、今回が、世界で初めての舞台化。また、沢村さんも舞台は初挑戦だそう。「テレビドラマと比べて舞台はけいこに時間をかけるし、毎公演ごとが真剣勝負です。つくり込むという意味ではテレビドラマよりもシビアですね。また、体力は絶対必要ですから、体には気を使っています」
 映画「ゴースト」の見せ場といえば、ロクロの前での濃厚なラブシーンや、SFXを駆使した映像美だった。舞台ではこれらの場面をどう表現するのだろうか? 「それは見てのお楽しみです。演出スタッフもいろいろ考えてますよ。この物語は濃いキャラクターが前面に出て、メインになるような話じゃないんです。だからこそ映画とは違う自分なりのゴーストをつくることもできるんじゃないかと考えています」と意欲的。
 また、もともと映画が好きで、映像関係の仕事に就きたいと思い芸能界入りしたという沢村さん。
モデルの仕事からスタートし、1996年、「続・星の金貨」で俳優としてデビューした。そこで演じた“名悪役”は今でも話題にあがることが多いそう。「あのころのビデオを見るのは恥ずかしいですね(笑)。右も左も分からず、監督にも怒られてばかりでしたよ」と演技の苦労を振り返る。そのかいがあってか、最近は刑事や探偵といった“正義の味方”の役も多い。「今後もいろいろな役をやりたいですね。今年は初めて時代劇(大河ドラマ)にも出演しました。以前から時代劇で使われている言葉には興味があったんですよ。一見、乱暴そうに聞こえる独特の言い回しと、その背後にある細やかな気遣いというのがいいですよね。もっとも自分自身は気遣い下手でルーズなタイプの人間なんですけど(笑)」
 最後にシティ読者へメッセージも。「見て損のない楽しい舞台にしますので、リラックスして気軽に見に来てください」
 ますます才能を発揮し続ける彼。今後どのような飛躍を遂げるのか楽しみだ。
(ライター 曽根竜夫)


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